-19.03.02
FiatGiannini,
Lanciaの新着モデルです。
ロミオとジュリエットの悲話とローマ時代の円形劇場(*ARENA)遺跡で有名なミラノ東方ヴェネト州の都市Verona(*ヴェローナ)でレジン製キットとハンドメイドモデルを作っているARENA
MODELのメーカー完成品の新作です。 フィアット、アルファロメオ、ランチア等のサーキットからラリー系レースを中心にきめ細かい ヴァリエーションに定評の有る老舗らしいモデルです。
NEW!ARENA Model
: Fiat Giannini700 Gr.2 "Bressanone-S.Andrea" 1977
- 1/43レジンハンドメイドモデル
*モデルのベースにはARENA MODELのメーカー完成品である事を示す"FACTORY
BUILT"のプレートが付いています。
独立系チューナーとしてアマチュアドライバーから支持されたFiat500系のホット・チューニングカーを手掛ける1923年創業のローマの老舗Gianniniの仕立てた車両です。
ユーロ・モンターニャの一戦として開催されているオーストリア国境に近いイタリアBressanone(*登山家ラインホルト・メスナーの出身地で有名な南チロル地方のコムーネ)-S.Andrea間のヒルクライムレースに1977年に出場したCADORE
CorseのFiat Giannini 700 Gr.2車両のモデルです。 ヨーロッパでは現在も盛んなヒルクライムレース。 ヨーロッパ各地のレースでの得点で年間チャンピオンを決めるユーロ・モンターニャの一環でイタリアでも各地で開催されています。 FIAT500ベースのGr.2仕様のチューニングモデルは600〜700ccクラスでは今も現役バリバリで活躍しています。
モデルでもリアフード下に納まるチューニングされたエンジンを始め細部に効果的にエッチングパーツやアルミ引物パーツを使ってハンドメイドならではの繊細なディテールを丁寧に再現しています。 (*専用ケース付き)
*左写真は同様の配色の実車です。
*Front View |
*Side View |
NEW!!ARENA MODEL:
Lancia Stratos "Salon di Torino " 1972 : *1/43レジンハンドメイドモデル
同じくARENA MODELのLancia Stratos、1972年のトリノ・オートサロンで展示されたラリー・プロトのモデルです。
※右はランチア・フルビアの1.6Lエンジンを始め様々なエンジンが試された後にフェラーリDINO用のV6-2.4Lエンジンを使ってテストしている実車です。 掲載写真について詳しくはこちらの書籍を御覧下さい。
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1970年、トリノ・ショーのカロッツェリア・ベルトーネの習作「ストラトス(0)」から始まった事が良く知られるランチア・ストラトス。 1972年にフルヴィアで念願のWRCラリータイトルを獲得したLANCIAが次期戦闘マシンとしてラリーで勝利する為のスペシャルモデルとして白羽の矢を立てたことからその開発は始まりました。ショーモデルからより現実的な姿へ変わったとは言え全長3,710mmに対して全幅は1,750mm、ホイールベースは2,179mm、全高1,115mmと言う、全長に対して横幅が極端に広く低い特異なプロポーションは強烈な印象を与えるものでした。 GR.4レギュレーション獲得の為に年間400台の市販車生産義務付けられていた為そのままの姿で販売された事も驚きです。
今回のモデルは1972年のトリノ・ショーでベルトーネのスタンドに展示されたFerrari DINO用のV6-2.4Lエンジンを搭載してテストしていた最終期のプロトタイプの一つです。
フロントカウルに設けられたメッシュ、リアのエンジンへ吸気するシュノーケル型のエアーダクト等1974年シーズンから実戦投入されたストラトスとは異なる姿を細部まで忠実に再現しています。 ラリーカーをこよなく愛するARENA
MODEL主宰のValerio Comuzzi氏の情熱を感じるモデルです。
室内のシートベルトに至る細部まで多様な素材を使ってハンドメイドモデルらしく作り込んでいます。(*専用ケース付き。)
*写真後ろのCHARDONEカラーの1/43ストラトスはこちらです。
同じく小さなストラトスは1/90スケール、SHUCO PICCOLOシリーズのモデルです。
NEW!!OBSOLANDIA : Fiat 500 Giardiniera Abarth"
Supergara " 2013 :※1/43ダイキャスト改造モデル
イタリアのショップOBSOLANDIAがブルム製1/43ダイキャストモデルをベースに細部迄徹底して改造したオリジナルモデルです。
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1963年に誕生したFiat500のワゴンボディとして知られる500 Giardiniera(ジャルディニエラ=伊語で「庭師」の意)。
本来は小さな500では不足する荷室を確保する為にリアエンジンを90度横倒しにして搭載すると言う荒技(?)を使って拡張したリアスペースを持つ車です。 そんな「働く500」として知られるGiardieraをアバルト仕様にしてレースでも走らせるのがいかにもイタリアらしいところです。
このモデルはイタリア・ジェノヴァで永年レース活動をしている名門スクーデリア・グリフォーネ(Griffone)が2013年にトリノで開催されたヒルクライムとサーキットレースを組み合わせた"Supergara"と呼ばれるレースイベント用に仕立てたAbarth仕様のジャルディニエラです。
助手席、リアシート、前後バンパーを取り払い、運転席はスパルコのバケットシートにロールケージを組み込んだスパルタンな仕立てでフロントにはラジエーターも増設し完全に戦う姿に変身しています。
ベースとしているのはBRUMM製1/43モデルですが、ボディ、シャシー以外はウィンドウパーツから室内造作、ホイールをはじめとした外装パーツ、専用のデカールまで殆ど総べてがオリジナルと言えるほど徹底した改造を施しています。
ボディカラーもボルドーメタリック/シルバーの2トーンに丁寧に塗り分けています。
ハンドメイドならではの細部に渡る造り込みで雰囲気たっぷりに仕上がっています。(*専用ケース付き)
※左実車写真はアバルト仕様の「FIAT500ジャルディニエラAbarth695」とサーキット走行するFIAT500のライセンス生産を行なったオーストリアのSTEYER-PUCH版のジャルディニエラ、STYER-PUCH
700Cのレース仕様です。 ルーフが伸ばされたワゴンボディは重量増はともかく空力面では効果的とされています。
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*Front View |
*Side View
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Giannini-ROMA ITALIA, ABARTH &
C- Targhe per motore-Engine
room plates(*Replica)
上のGianniniの,Abarth各モデルの前に有るのはそれぞれ実車のエンジンルーム表示板のレプリカです。
※当時実車のエンジンルーム等に付けられていた"型式番号"プレート。
アルミプレートに特殊インクでシルク印刷されたイタリアTARGHE D'EPOCA社製のレプリカになります。 どちらもモデルカー等と一緒に飾るのに適したサイズです。
Giannini-LUBRIFICANTI
PRESCRITTI- 潤滑油処方ステッカー(*Lubricant
prescribed sticker)
GIANNINI-LUBRIFICANTI PRESCRITTI
GNLUBST: ※完売 *Sold out |
※ジャンニーニ車の潤滑油処方一覧ステッカーです。 上からエンジンオイル、変速機・ディファレンシャル、ギアボックス、ブレーキ、等速ジョイントの各推奨オイルです。 ESSOのオイルで対応グレード表示しています。
寸法:縦84mm x 横191mm
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