-13.12.03
FiatGiannini,Alfa
Romeo, Lanciaの新着モデルです。
ロミオとジュリエットの悲話とローマ時代の円形劇場(*ARENA)遺跡で有名なミラノ東方ヴェネト州の都市Verona(*ヴェローナ)でレジン製キットとハンドメイドモデルを作っているARENA
MODELのメーカー完成品の新作です。 フィアット、アルファロメオ、ランチア等のサーキットからラリー系レースを中心にきめ細かい
ヴァリエーションに定評の有る老舗らしいモデルです。
NEW!ARENA Model
: Fiat Giannini700 Gr.2 "Tolmezzo-Verzegnis" 1977 - 1/43レジンハンドメイドモデル
*左の写真に映っているイタリアFranco
Ragni製のGianniniエンブレムは別売品です。
独立系チューナーとしてアマチュアドライバーから支持されたFiat500系のホット・チューニングカーを手掛ける1923年創業のローマの老舗Gianniniの仕立てた車両です。
ユーロ・モンターニャの一戦として開催されているオーストリア国境に近いイタリア、Tolmezzo-Verzegnis間のヒルクライムレースに1977年に出場したFiat
Giannini 700 Gr.2車両のモデルです。 ヨーロッパでは現在も盛んなヒルクライムレース。 ヨーロッパ各地のレースでの得点で年間チャンピオンを決めるユーロ・モンターニャの一環でイタリアでも各地で開催されています。 FIAT500ベースのGr.2仕様のチューニングモデルは600〜700ccクラスでは今も現役バリバリで活躍しています。
モデルでもリアフード下に納まるチューニングされたエンジンを始め細部に効果的にエッチングパーツやアルミ引物パーツを使ってハンドメイドならではの繊細なディテールを丁寧に再現しています。 (*専用ケース付き)
*左写真は別のヒルクライムに出場の同型車です。
Fiat Giannini 700 Gr.2 "Tolmezzo-Verzegnis"
1977
AREM691 :(*Red/Blue) ※完売
*Sold out
*フロントフードを留めるキャッチとフックは別パーツで作り込んでいます
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*Rear View
(*車内もロールバー等の細部も作り込んでいます)
※リアの開口部から覗くエンジンも繊細に再現しています
※太いタイヤをカバーする迫力有るリアフェンダー
*モデルのベースにはARENA MODELのメーカー完成品である事を示す"FACTORY BUILT"のプレートが付いています。
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*Front View |
*Side View |
NEW!!ARENA MODEL:Alfa Sud TI " Rally
Montecarlo " 1979 :1/43レジンハンドメイドモデル
同じくARENA MODEL(*アリーナ・モデル)のAlfa Sud TIです。
こちらは現在もラリーシーズンの開幕戦として伝統と格式を誇るモンテカルロ・ラリー、1979年第47回大会に出場のAlfa
SUD TIのモデルです。
1971年にトリノオートショーでデビューしたアルファのFF小型車はイタリア南部の高い失業率を勘案してナポリ近郊に設立されたポリミリャーノ・ダルコ工場に因んでイタリア語で南を表すSUDの名前が与えられました。 巨匠ジュージアーロのデザインになる全長3,890,全幅1,590,全高1,370の小柄なサイズの2ボックスカーはアルファロメオにとっても重要な量産モデルでした。 当初搭載されたのは63HPを発生する1,186cc
SOHC水平対向4気筒エンジンでした。 狙い通り優れたハンドリングと高い居住性から好評を得たスッドは秀逸なシャシーに相応しいよりパワーを求める声に応えて68HPの出力に高めたモデルSUD
t.i.が加わりました。 このSUD t.i.をベースにワンメイクレース用のキットを装着してアルファロメオが1975年始めたTrofeo
Alfasud(トロフェオ・アルファスッド)はGr.2規定に合わせたチューンをキットとして提供する事でアマチュアチーム/ドライバーにも門戸を広げる事に成功しました。 レッド/ブルー/ホワイトのボディカラーから判る通りこの車両はAlfa
Romeo Franceから出場した車両で総合26位で完走しています。 大きくはり出したオーバーフェンダー、ラリー仕様の大きなフォグランプ等がGr.2カーらしい仕上がっています。
こちらもハンドメイドならではの細部に渡る造り込みで雰囲気たっぷりに仕上がっています。(*専用ケース付き)
Alfa SUD TI "Rally Montecarlo 1979"
AREM542
:¥33,600- (RED/BLUE)
*フロントバンパー上に移されたナンバープレートも正確に再現しています。
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*Rear View
*ボディサイドに覗くレーシングフューエルキャップも繊細に再現しています。
*室内に組まれたロールケージ、シートベルトハーネス等丁寧に作り込んでいます。
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*Front View
※ワイパーに付けられた浮き上がり防止ブレードも再現 |
*SideView
*Driver : Team Alfa Romeo
France - Francis Vincent/Francis Calver
26th overall |
NEW!!ARENA MODEL: Lancia 037 Rally "Topur
de Corse " 1983 : *1/43ホワイトメタルハンドメイドモデル(*Racing
43 kit base)
同じくARENA MODELのLancia 037 Rallyです。
※このモデルはイタリアRacing43製のホワイトメタルキットをベースにしています。
1982年からの新レギュレーションに合わせてフィアットは再びランチアでWRCに参戦する事を決定し、1980年アバルトによってその開発がスタートしました。
新レギュレーションのグループBはそれまでのグループ4規定を引き継ぎつつ最低義務生産台数が400台から200台に半減された為、より高性能なラリー専用マシンの開発が可能になっていました。エンジン、マシンの製作はアバルト、シャシー開発は名手ジャンパオロ・ダラーラ、デザインはピニンファリーナという最高の布陣で進められ1982年のトリノショーでLancia
037 Rallyは公開されました。 ラリー専用マシンとは思えないシャープで優美な姿とは裏腹に中味はやはりレーシングマシンそのものの成り立ちで、実績のあるフィアット131アバルトの2L16バルブユニットをミッドシップに搭載しスーパーチャージャーを組み合わせて低回転から高回転まで淀み無いトルクを確保、ホモロゲーション用のストラダーレで205HP/7,000rpm
、23,8Kg、ラリーマシンでは305HP/8000rpmの出力を発生しました。 シャシーはセンターモノコックのみランチア・ベータモンテカルロのものを採用し前後はチューブラーフレームで構成されています。
実戦でも参戦初年度こそ熟成不足で結果が出ませんでしたが、翌1983年シーズンは開幕戦のモンテカルロラリーに勝利、その後も4輪駆動を武器に高い戦闘力を誇る強敵アウディ・クワトロと激しく競り合いながら、ツールド・コルス、アクロポリス、ニュージーランド、サンレモの各ラリーに勝利し見事メイクスチャンピオンを獲得しました。
このモデルは地中海に浮かぶフランス領のコルシカ島(*フランス名コルス)で開かれた1983年の第27回ツール・ド・コルス出場の1台、Francis
Serpaggi/Denise Emmanuelli組の車両です。 ワークスランチアとは違ってイタリア・ジェノヴァに本拠を於くScuderia
del Grifoneの ランチアレッドの車体です。アリーナ・モデルの製品はリアウィンドウ越しに見えるエンジン始め室内のシートベルトに至る細部までハンドメイドモデルらしく作り込んでいます。(*専用ケース付き。)
*Front View |
*Side View
Driver : Francis
Serpaggi/Denise Emmanuelli, Retired |
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