-11.06.27


Fiat Abarth,Gianniniの新着モデルです。
イタリア製ダイキャストモデルブランド、BRUMM(ブルム)の新作、Fiat 500ベースの AbarthとGiannini1/43モデルが入荷しました。
NEW!! BRUMM: Fiat 500,Fiat Abarth 595,695SS1/43 Metal diecast model

今や貴重となった100%自社工場生産のイタリア製ダイキャストモデルの老舗BRUMM(ブルム)の新作、Fiat Nuova 500系Abarthの新作が入荷しました。

BRUMM: Fiat Abarth 695SS Asetto Corsa 1968
1965年に誕生したFiat 500FをベースにしたFiat500系アバルトの最強仕様、Fiat Abarth 695SS Asetto Corsa です。Groupe 2レギュレーションに合わせて仕立てられたこの車はFiat 500Fをベースに排気量が689ccまで拡大し38HPを発生、最高速130Km/hに達しました。 アバルト・ワークスチームでのレース活動よりも、多くのプライベーター、チームの手で当時のETCで700cc以下クラス最強を誇りました。 このモデルはレース仕様のベースとなった695SS Asetto Corsaです。ロード仕様の695SSに比べて大きく膨らんだ前後オーバーフェンダー、勇ましく跳ね上げられたリアボンネットの中のエンジンも含めて新たな金型で再現しています。
※再入荷品は2017年改良アップデート版です。2018.01.25

*左は実車の写真です


Fiat Abarth 695SS Asetto Corsa 1968
BMR463UPD: (*White)
※完売 *Sold out


※Rear View (*内装色:Red/White)

*リアに搭載されたアバルトエンジン、マフラーが覗きます。


*Front View



*Side View

Fiat Abarth 595 1963〜65
1960年にマイナーチェンジ版の500Dがデビューしたため、1963年アバルトは排気量を500Abarthの479ccから594ccに拡大して最高出力も20HPから27HPにアップした595Abarthを発表しました。アマチュアレーサーに供給されるや1964年からヨーロッパツーリング選手権のクラス優勝を何度も勝ち取ってアバルトの名を高めた595。 N.34はモンツァサーキットで開催されたCriterium Aperta(*直訳すればオープンクラスでしょうか)でFiat Abarth 595のサーキットデビュー初勝利をもたらした記念すべきモデル他、Monza,Vallelunga各レースでクラス優勝した車両です。


Fiat Abarth 595
Criterium Apertura, Monza 1964 *1st win of 595
BMR473 : (White) 
※完売 *Sold out

*Rear View (*内装色:Red/White)


*Front View

*Side View
Driver : Franco Patria *Class Winner


Fiat Abarth 595
Coppa Gallega, Monza 1965 *Class Winner
BMR479 : (White)
※完売 *Sold out

*Rear View (*内装色:Red/White)


*Front View


*Side View
Driver : Leonardo Durst *Class Winner


Fiat Abarth 595
Premio Compagnano, Vallelunga 1965 *Class Winner
BMR480 : (Red)
※完売 *Sold out

*Rear View (*内装色:Black)


*Front View

*Side View
Driver : Raffaele Pinto *Class Winner

Fiat Nuova 500 by Gigetto Giraldi "Premio Campagnano Vallelunga 1965"
1960年代アルファロメオ使いの名手としてGiulia Sprint GTAはじめAUTODELTAの33/2等のレーシングマシンで活躍し、1970年にはスクーデリア・フェラーリから312BでF1へも参戦した若き日のIgnazio Giuntiが、"Gigetto"の愛称で呼ばれたローマのエンジンチューナーLuigi Giraldiの手でGr.2仕様にチューニングされたFiat 500で参戦したローマ近郊Vallelungaサーキットで開催された1965年のPremio Campagnanoレースに出走した車両です。 当時のFiat 595 Abarthによく装着されたカンパニョーロのマグネシウムホイールを装着しています。


*別のレースを走るIgnazio Giuntiの同型車です

Fiat Nuova 500 by Gigetto Giraldi
Premio Compagnano, Vallelunga 1965
BMR476 : (Light Beige)
※完売 *Sold out


*Rear View (*内装色:Light Tan)


*Front View

*Side View
Driver : Ignazio Giunti

NEW!! BRUMM: Fiat Giannini 500TV,590GT1/43 Metal diecast model

フィアット車チューナーとしてアバルト同様有名なローマを本拠とするジャンニーニが1963年、FIAT 500Dをベースに仕立てたのがGiannini500TVでした。  Giannini 500TVは1960年に排気量を499.5cc-18HPにアップし細部をマイナーチェンジしたFiat 500Dをベースに出力を25HP/5200rpmにアップ、最高速も120Km/hに達していました。 今回のブルムの新作はアバルト同様にFiat500ベースの小排気量クラスのツーリングカーレースで活躍した500TV,590GTの新作です。
Fiat Giannini 500TV Montecarlo 1966 (*base:Fiat 500F)

1965年にドアを前ヒンジに変更したFiat 500Fをベースに1966年発表したGiannini 500TV "Montecarlo"は498cc/9.8:1の圧縮比から35HP/6,000rpmを発生し最高速は125Km/h以上とされました。 FIA GR.2/500cc以下クラス規定に合わせて各種ツーリングカーレースやヒルクライム等で活躍しました。 1966年には今日もチューナーとして有名なMilanoのRomeo Ferrarisが仕立てた500TVでScuderia Brescia CorseチームのMaurizio Zanettiの車両がこの年のGr.2 Turismo 500クラスのイタリアチャンピオンに輝きました。


Fiat Giannini 500TV"Coppa Carri, Monza 1966"
*Italian Champion 1966 (*Turismo 500)
BMR477 : (Sand Beige)
※完売 *Sold out



*Rear View (*内装色:Black)


*Front View

*Side View
Driver : Maurizio Zanetti *1966 Italian Champion


同じくGiannini500TV Montecarloです。 この車両は女性レーサーとして500 TurismoClass Gr.2カーを駆って活躍したローマ出身のLilliana De MennaのGiannini 500TV Montecarloです。1968年は500Turismoクラスに於いてはGianniniの独壇場の年で、Lilliana De Mennaは年間最速女性賞を獲得しました。このN.26の車両は1968年、北イタリアのドロミテ山脈の町、Bolzano-Mendola間のヒルクライムレースに出場したDe Mennaの500TVです。


Fiat Giannini 500TV "Bolzano-Mendola 1968"
* Women's Touring Class winner
BMR478 : (Dark Blue)
※完売 *Sold out



*Rear View (*内装色:Light Tan)


*Front View

*Side View
Driver : Lilliana De Menna *Class Winner


同じくGiannini500TV Montecarloの一台です。1960年、イタリアComoに設立されたScuderia del Lario。Silvio Moser, Arturo Merzazio, Alberto Colombo そしてMichele Alboretoを輩出した名門レーシングティームです。
この車両はチームからGr.2 500 Turismoクラスに参戦していたジャンニーニ使いのBeppe Dosiが1969年のブレシア近郊で開催されるヒルクライムレース、Trofeo Val' Camonicaに出場した500TV Montecarloです。 



Fiat Giannini 500TV
Trofeo Val Camonica 1969
BMR489 :(White)
※完売 *Sold out

*Rear View (*内装色:Light Tan)


*Front View

*Side View
Driver : Beppe Dosi (Scuderia del Lario)

NEW!! BRUMM: Fiat Giannini 590GT Vallelunga 1969 (*base:Fiat 500F)1/43 Metal diecast model

こちらはFiat 500ベースのGianniniチューン最強モデルとして有名な590GT Vallelungaです。
Roma近郊の老舗サーキットVallelungaのニックネームを持つだけに明確にGr.2カーとしてチューニングされたモデルです。
586ccに拡大されたエンジンは9.8:1の圧縮比から45~48HP/6,000rpmを発生し、エンジン本体も鍛造ピストンを組み込む等各種パーツも軽量化され最高速は135Km/h以上とされています。 北イタリアのライバルであるアバルトに負けない戦績を残した、ロマーノ(*ローマ人)の意地を感じさせる「ピッコラ・ボンバ(*小さな爆弾)」をブルムのモデルでも跳ね上げたエンジンフードから覗くチューニングエンジン等上手く再現しています。
※2019年再改良アップデート版


*後ろに写っているのはGiannini 700 GR.5のモデルです。(別売品)

Fiat Giannini 590GT Vallelunga 1969 *Presentazione
BMR490UPD2019 : (Red)  
※完売 *Sold out


*Rear View (*内装色:Black)

*リアフードの下には勿論チューニングされたエンジンが覗きます!


*Front View


*Side View


※上写真のGiannini 小物はこちらです。

NEW!! Scritto e Stemma Giannini : Giannini Logo Bonnet badge & Emblem
Gianniniの切り文字エンブレムとエナメル七宝加工のバッジです。 (*会員割り引き除外品)

上で御紹介のGiannini 590用の切り文字ボンネットバッジとエナメル七宝のエンブレムとピンバッジです。
モデルカーと一緒にディスプレイしても雰囲気の出るアイテムです。
切り文字はビス留めタイプ、七宝エンブレムは裏面に両面テープ付きでので凸凹の無い平らな面であれば携帯電話等にアクセサリーとして接着する事も可能です。
※写真の方眼は5mmグリッドです。

*Scritto Giannini (*Giannini Cut logo emblem)


Giannini 590 Logo Emblem (*切り文字バッジ・ネジ留めタイプ)
*メタルクロームメッキ仕上げ

GIANS590 :
※完売 *Sold out

※縦17mm x 横139mm x 文字厚1.5mm

*Stemma Giannini (*Giannini Emblem badge)


Giannini Emblem
GIANS0903 :
※完売 *Sold out
※縦28mm x 横24mm x 厚さ2mm
*裏面に両面テープ付き

*Spilla Giannini (*Giannini Pin badge)

 
Giannini Pins
GIANS1003 :
※完売 *Sold out
※縦10mm x 横9mm x 厚さ1.6mm

Obsolete Book!!Giannini: Libro Giannini by Automitica*絶版書籍 (*Obsolte rare book)
1994年、イタリアAUTOMITICA Edizioni出版のジャンニーニ書籍の決定版として有名なENZO ALTORIO著の書籍、タイトルもずばりGIANNINIです。
今日ではイタリアのフィアット車のチューナー自動車工房としてアバルトと比べられる事の多いジャンニーニですが、その歴史は古く1920年、ローマにAttilio とDomenicoのGianniniに兄弟が自動車メーカーITALAの整備工場を開設した事から始っています。 ほどなく地元のレース好きクライアントの要請に応えるべく1927年には第一回ミッレミリアに参戦する車両を手掛けるなど体勢を充実させ、1934年には彼らの手掛けた車両が1100ccレーシングクラスでイタリアチャンピオンになるなど頭角を現して行きました。戦後1947年には自前でディーゼルエンジン開発にも乗り出すなど積極的な事業を図った後、戦前は航空機エンジン技術者であったCarlo Gianiniを招いて開発したG1-750ccエンジンで1949年のミレミリアでクラス優勝の成功を納めた後 、更にツインカムエンジンをUraniaの名前でレーシングカー製造をしていたBernardo Taraschiと共に始めたGIAUR(Giannini+Urania )に搭載しミレミリアに参戦しました。 やがて1950年代に入ってイタリアにモータリゼーションの波が押し寄せる頃にはフィアット車デイーラーも始めました。1961年、Giannini兄弟は Attilio Gianniniのエンジニアリング会社、Costruzioni Meccaniche Giannini S.p.A. と Domenico Gianniniの Giannini Automobili S.p.A. とに別れこの後自動車事業はドメニコ・ジャンニーニが率いて主にフィアット600,500系を始めとするモデルのコンプリートチューニングカーやチューニングキット販売で成長して行きました。 1967年にドメニコの突然の死によって窮地に陥ったジャンニーニ社の立て直しに招かれたのが自動車に情熱を持った優秀な弁護士Volfango Polverelliで、以後積極的な経営に手腕を発揮した彼と彼のGabriel, Gaetano, Giacomoの3人の息子達によって築かれた今日に続くジャンニーニの歴史を、豊富な写真資料を使って余すところ無く詳述しています。
Obsolete!! 
品番LIBGIANNINI "Giannini"
by Enzo Altorio *AUTOMITICA出版 *1994年出版絶版本
※完売 *Sold out

31x24.5cm、367p 写真白黒300点以上/カラー29点、ハードカバー*イタリア語表記