-12.06.13


Fiat AbarthとFiatの新着モデルです。
イタリア製ダイキャストモデルブランド、BRUMM(ブルム)の新作、Fiat 500,600ベースの AbarthとFiat1271/43モデルが入荷しました。
NEW!! BRUMM: Fiat Abarth 595SS , 695SS Asetto Corsa1/43 Metal diecast model

今や貴重となった100%自社工場生産のイタリア製ダイキャストモデルの老舗BRUMM(ブルム)の新作、Fiat Nuova 500系600系Abarthの新作が入荷しました。

BRUMM: Fiat Abarth 695SS Asetto Corsa 1968

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965年に誕生したFiat 500FをベースにしたFiat500系アバルトの595 SSと最強仕様、Fiat Abarth 695SS Asetto Corsa です。Groupe 2レギュレーションに合わせて仕立てられたこの車はFiat 500Fをベースに排気量が689ccまで拡大し38HPを発生、最高速130Km/hに達しました。 アバルト・ワークスチームでのレース活動よりも、多くのプライベーター、チームの手で当時のETCで700cc以下クラス最強を誇りました。 このモデルはレース仕様のベースとなった695SS Asetto Corsaです。ロード仕様の695SSに比べて大きく膨らんだ前後オーバーフェンダー、勇ましく跳ね上げられたリアボンネットの中のエンジンも含めて新たな金型で再現しています。 今回の新作はヨーロッパでは1970年代に盛んだったヒルクライムレースで活躍したScuderia Merano Corseの車両をモデル化しています。レースシーンではお馴染みのドイツの老舗酒造メーカー・イエガーマイスター(Jagermeister)のスポンサーカラーであるオレンジとホワイトの2トーンのボディカラーです。 同社の有名なリキュールのラベルにも使われる牡鹿のシンボルマークもフロントボンネット中央に入ります。 ブルムならではの暖かみのある可愛らしいモデルに仕上げています。



Fiat Abarth 695SS Asetto Corsa
" Colle della Maddalena" 1973
BMR496: (*White/Orange)
※完売 *Sold out

※自転車競技のギロ・ディタリアでも有名な峠、イタリア-フランス両アルプスを繋ぐ国境の町Colle della Maddalenaで開催されたヒルクライムレースに出場したドイツと国境を接する南チロル地方BolsanoにあるScuderia Merano Corseの車両。


※Rear View (*内装色:Black)


*リアのエンジンフードの下にはABARTHエンジンが覗きます


*Front View



*Side View
Driver : Renato Menapace *Class Winner

Fiat Abarth 595SS 1965〜
1960年にマイナーチェンジ版の500Dがデビューしたため、1963年アバルトは排気量を500Abarthの479ccから594ccに拡大して最高出力も20HPから27HPにアップした595Abarthを発表しました。アマチュアレーサーに供給されるや1964年からヨーロッパツーリング選手権のクラス優勝を何度も勝ち取ってアバルトの名を高めた595。 1965年にベースとなるFIAT500が500Fとなってボディが新しくなりグループ2(Gr.2)ホモロゲーションの32HPを発生する強力版595SSも切り替わりました。 この車両も同じく1971年のヒルクライムレースに出場した、「Fiat500Abarthの魔術師」とも呼ばれたプライベートドライバーの名手Vincenzo Gattafoniのドライブした車です。



Fiat Abarth 595SS(*Esse Esse)
"Pieve S. Stefano - Passo dello Spino" 1971
BMR498/UPD2019:(Blue/Orange) *再入荷*Rearrival
※2019UPDATE VERSION ※完売 *Sold out

この車両はFiat500Abarthの魔術師とも呼ばれたプライベートドライバーの名手Vincenzo Gattafoniが1971年Pieve Santo Stefanoで開催されたヒルクライムレースに出場したScuderia NOVANAの車両。


*Rear View (*内装色:Black)

*リアのエンジンフードの下にはABARTHエンジンが覗きます


*Front View

*Side View
Driver : Vincenzo Gattafoni *Class Winner

Fiat Abarth 850TC 1961〜
1955年デビューしたFIAT600をベースに翌1956年にはFiat Abarth 750を開発してヒットさせた後1960年にFiat600のマイナーチェンジ版の600Dがデビューしたため、1961年アバルトは早速ベースモデルをこれに切り替えて排気量を847ccに拡大して最高出力も42HPから52HPにアップした850TC(*Turismo Competizioneの略)を発表しました。
ブルムの新作車両は1974年の北イタリアの都市トレントから西にある町ボンドーネまでを走るヒルクライムレース、Trento-Bondoneに出場したScuderia Merano Corseの車です。



Fiat Abarth 850TCR
Trento - Bondone 1974
BMR497 : (White)
※完売*Sold out

*Rear View (*内装色:Red/Black)

*リアフード下からはエンジンとエキゾーストが覗きます。


*Front View



*Side View

Driver : Francesco Pera

Fiat Abarth 1000TC 1962〜
1963年から開始されたヨーロピアン・ツーリングカー・チャレンジ(ETC)の1000ccクラスに向けてFiat 600をベースに開発したFiat Abarth 1000TCです。 水冷直列4気筒エンジンは982ccから標準仕様で60HP〜68HPを発生し、ミッションも5段が用意される等更に戦闘能力を高めていました。1965年、982ccの1000TCのエンジンの圧縮比を12.5:1に高め、最高出力80bhp/7400rpm、最高速190km/hというスペックを持つFiat Abarth 1000TC Berlina Corsaを投入しました。 ラジエターをオイル・クーラと共にフロントに移し、それらをフロント・バンパーと一体化させて配置したFiat Abarth 1000TC Berlina Corsaは同年のETC1000ccクラスで見事9戦全勝を達成し、クラス・タイトルを獲得しました。 更に翌1966年ラジエター/オイル・クーラ一体型バンパーをFRP製とするなどの改良を加えた1000TC Berlina Corsaは1967年まで3年連続でクラス・タイトルを獲得しました。
アバルト車両ではお馴染みのコルサグレーに塗られたこの車両もTrento-Bondoneに出場したScuderia Merano Corseの車です。



Fiat Abarth 1000TC
Trento Bondone 1974 *Class Winner
BMR499 : (Light Grey/White)
※完売*Sold out

※こちらもScuderia Merano Corseの車両です。ボディサイドにJagermeisterスポンサーマークが入っています。

*Rear View (*内装色:Red/Black)


*リアフード下に積まれた1000TC Corsaエンジンが覗きます。


*Front View

*Side View
Driver : Ubaldo Smittarello

NEW!!Fiat 127 1a serie 1971(*2 doors)










*Fiat600"CocaCola"はこちらです

1960年代の高度成長期に入ったFIATはそれまでのFiat600,850等のリアエンジン後輪駆動(*RR)から前輪駆動車(*FWD)の開発に乗り出して先ず1969年3月にボクシーな2/4ドアセダンのFIAT128が誕生しました。 続いてFIAT850の後継車として開発された小型車がFF駆動2番目のモデルとなったこのFIAT127です。 1971年4月発表されたこの車は、FIAT傘下で先行モデルとして1969年10月デビューしていたAutobianchi A112と同じくFIATの主任技師ダンテ・ジアコーザ設計の横置きFWDレイアウトに前身モデルのFIAT850 SPORTと同じ水冷直列OHV4気筒903cc/47HPエンジン搭載のホイールベース2,225mm、全長3,595mm、全幅1,527mm x 全高1,370mmで車重は僅か705kgで最高速は140Km/hをマークするシンプルスタイルの2ドア、2ボックススタイルの小型車でした。 発売と同時に好調なセールスを記録した127はFIAT128に続き1972年のヨーロッパ・カー・オブザイヤーを獲得しています。 FIAT PANDA初期型を忠実に再現したのと同じく、この時代のイタリア車にこだわりを持つBRUMMらしく実車取材をベースにこの車を雰囲気たっぷりに再現しています。  今回はイタリア語でヴェルデ・ラーゴ(*Verde Lago)と名付けられた湖の緑色かかった青をイメージしたこの時代のイタリア車らしい美しいブルー・グリーンのボディカラーです。(*左写真に一緒に写っている1977年型FIAT127-5Doorのモデルはこちらです) ※Fiat 127 RALLYはこちらです。


FIAT 127 1971
BMR500-04 : (*Verde Lago / Blue Green)
*完売*Sold out


*Rear View (*内装色:Light Tan)


*Front View

*Side View