-20.07.29
Fiat , Alfa
Romeoの1/76スケールの新着商品です。
イタリアのクラシックカーを珍しい1/76スケールモデル(*オブジェ)で製品化するニューブランド、OFFICINA942のダイキャストモデルの新作です。
NEW!!OFFICINA942
: Fiat 500A"Topolino", Fiat 1100BLR, Fiat 1100S, Fiat
1500, Alfa Romeo 6C2500: *1/76 Diecast Models
2019年『1940年代のイタリア車を1940年代の技法で再現する』というコンセプトに基づいて、イタリアの出版社でもあるSocieta
Editrice Il Camelloがスタートしたブランド、OFFICINA942の1/76スケールミニチュアモデルです。
イタリアのMERCURYブランドの復刻モデルSCOTTOY同様に、1940年代はモデルカーをメタルダイキャスト製法で量産するのは技術的にまだまだ未熟な時代でした。 今日の様な1/43、1/24、1/18等の統一したスケールに特にこだわる事無く多くのメーカーは車種や販路に合わせて様々なスケールで製造しています。 当然今日の様な精密な仕上がりには程遠い、省略されたディテールが普通で、先ずは大まかなフォルムで実車のイメージを再現する事に重点を置いた作りが一般的でした。 製品としても子供向けの「玩具」という位置付けが普通でした。
このOFFICINA942(*OFFICINAとはイタリア語で「工房」を意味します。942は「1942年」から)は敢て今日では一般的な設計データに基づいた3Dプリンター原型による精密モデルカーとは対極に有る手法で古き良き時代へのオマージュとして、戦前・戦後の旧車にこだわってスケールも1/76という小さな玩具(※あくまでも大人にとって)としてのミニチュアをスタートしました。
今回はいずれもイタリア自動車史に欠かせない5車種のモデルが入荷しました。
小さくてもずっしりとした重量感も魅力です。
*OFFICINA942企画による中国製メタルダイキャストモデル。対象年齢14歳以上。
●FIAT 500B "Topolino"
1948
1936年、後にNuova Fiat 500を生み出したフィアットの設計技師であるダンテ・ジアコーザ(*DanteGiacosa)の手で生み出された小さなモデルが初代のFiat
500" Topolino"(イタリア語でハツカネズミ)でした。 合理的でかつ斬新な設計のこの車はイタリアで大評判と成りフィアットの生産を飛躍的に伸ばしました。 戦後の1948年、トリノショーでその改良版である500Bがデビューしました。 サイドバルブ4気筒エンジンはOHV化されて13HPから16.5HPにパワーアップ、その他脚周りにも大幅変更を受けています。
OFFICINA942にとってもFIATの歴史を語る上で欠かせない優れた大衆車をミニチュアモデル黎明期の素朴な作りで雰囲気たっぷりに再現しています。 レッドとグリーンの2色です。
FIAT 500B "Topolino" 1948
OFF1001A: ¥2,700- (*Red) |
*Rear View |
FIAT 500B "Topolino" 1948
OFF1001B: ¥2,700- (*Green) |
*Side View (*全長4.1cm)
*裏面にOFFCINA942の刻印入り。 |
●FIAT 1100BLR "Furgone"
1948
1937年誕生の1,089cc/32HP-4気筒OHVエンジン搭載のフィアット508C”バリラ1100”が戦後1948年にフロント回りのデザインとエンジンを35HPにパワーアップして1100Bに、更に1949年に1100Eにモデルチェンジされました。全長4,050mm、ホイールベース2,420mmのラダーフレームFRレイアウトのシャシーの標準仕様のセダンタイプの他にフローズドヴァン仕様の小型商用車仕様、イタリア語の"
Furgone "も作られました。
このモデルも小さな1/76スケールながら実車の雰囲気を上手く再現しています。
商用車らしいグレーとイタリアの民家の壁に良く使われるオクラ(黄土色)の2色です。
FIAT 1100BLR Frugone 1948
OFF1002A: ¥2,800- (*Grey) |
*Rear View |
FFIAT 1100BLR Frugone 1948
OFF1002C: ¥2,800- (*Ocra) |
*Side View (*全長5.5cm)
*裏面にOFFCINA942の刻印入り。 |
●FIAT 1100S "Mille Miglia Coupe"
1947
1947年、第二次世界大戦で壊滅的被害を受けたトリノのフィアットが再生に向けて送りだした第一弾は1100Sとネーミングされた小型クーペでした。戦前の1938年のミッレミリアで1100cc以下クラス優勝を飾ったFiat1100/508CMMの改良モデルと言う成り立ちで、全体に空力学的形状の丸みを帯びた水滴型のスタイルに1,089ccから51HPを発生するエンジンを搭載し最高速は150Km/hを記録しました。 翌1948年のミッレミリアでは前身モデル508CMM同様総合2〜4位入賞という快挙を遂げてイタリア人にフィアット復活を強く印象づけました。2,420mmのホイールベースに全長3,930mm、全幅1,480mm、僅か825kの車重にまとめた2座スポーツクーペです。 現在も復活ミッレミリアはじめイタリア旧車イベントに欠かせない人気車です。
全長わずか5cm余りの1/76のミニチュアですが、丸みを帯びた1100Sの造形が味の有る姿で再現されています。
ボディカラーは・・・Fiat1100Sと言えばやはりレッドです!
FIAT 1100S "Mille Miglia Coupe"
1947
OFF1003A: ¥2,800- (*Red) |
*Rear View |
*Front View |
*Side View (*全長5.5cm)
*裏面にOFFCINA942の刻印入り。 |
●FIAT 1500D Berlina 1948
1935年に発表されたフィアット1500は当時としては画期的な開発に際して風道実験を行ない、自動車設計に早くも空力を取り入れていました。 結果されまでの四角い箱型が当たり前の車体には曲面が多用され、脚周りにもフィアット初の独立懸架を採用してシャシーも当時の典型的な梯子型ラダーフレームからY字型のバックボーンタイプを使って大幅な軽量化にも成功しています。
エンジンは排気量1,493ccながらOHV直列6気筒/45HPという当時としては高度な機構を採用する等革新的なニューモデルでした。
戦後の1948年、先のFIAT1100Bとフロント周りのデザインと脚周りの統一他エンジンも最高出力47HPにアップする等各部に改良を施してFiat1500Dとなりました。
1930〜40年代のフィアットを代表する上級乗用車モデル、ボディカラーはイタリア語でMARRONE(*栗色)と呼ばれるダークブラウンです。
FIAT 1500D 1948
OFF1005C: ¥2,900- (*Marrone) |
*Rear View |
*Front View |
*Side View (*全長6.1cm)
*裏面にOFFCINA942の刻印入り。 |
●Alfa Romeo 6C2500 "Freccia
d'Oro" 1947
戦前から続いたアルファロメオを代表する高級車時代の最後を飾った名車、6C2500Freccia d'Ooroです。
1923年にアルファのワークスドライバーであったエンツォ・フェラーリの誘いでフィアットから移籍してアルファの設計技師となったヴィットリオ・ヤーノが手掛けた直列6気筒エンジンはシングルカム1,487cc/44HPから始ってより強力なツインカムユニットに発展し、1929年には排気量も1,752ccに拡大され85HPを発生、1930年には102HPまで引き上げられて3台の6C1750モデルがこの年ミッレ・ミリアで1〜3位を独占する快挙を達成しています。
その後アルファロメオのレーシングモデルにはヤーノの手になる更に強力な直列8気筒エンジン(8C2300〜2900)が採用されましたが、市販車両には6気筒エンジンの6C1900、6C2300と排気量を拡大して高級車メーカーとしてのアルファを代表するモデルとなりました。1939年には排気量が2,443ccに拡大され6C2500となった6気筒シリーズの最後を飾ったのが1947年発表のイタリア語で「金の矢」を意味するFreccia
d'Oro(*フレッチャ・ドーロ)と呼ばれるこの2ドア4シーターセダンです。
この時代のアルファロメオを象徴するボディカラーはイタリア語でAMARANTO(*深紅色)と呼ばれるダークレッドです。
小さくてもアルフィストなら一目で判るフレッチャ・ドーロの特徴的なスタイルをシンプルながらしっかり再現しています。
Alfa Romeo 6C2500 "Freccia d'Oro"
1947
OFF1004A: ¥2,900- (*AMARANTO) |
*Rear View |
*Front View |
*Side View (*全長6.5cm)
*裏面にOFFCINA942の刻印入り。 |
VintageFiat Original
Head Badge for 500A(B) "Topolino" :
*Ricambi FIAT Vintage
parts
Fiat500A(B)用のオリジナルヘッドバッジです。 モデルカーの傍役としても素敵な一品です!
*1936年デビューのFIAT500A〜1947年に改良を受けた500Bまで使用されたヘッドバッジです。 |
*このエンブレムはFIAT500A(B)用のオリジナルヘッドバッジ。メタルダイキャストに七宝仕上げの当時ならではの贅沢な作りです!
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Fiat 500A-B Original Head badge
FG500A-B : ※完売 *SOLD
OUT |
*バッジ裏面です。
(Size : 横3.2cm x 縦5.4cm x 厚さ6mm) |
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