-12.08.21
FiatとOM、Alfa
Romeoの1/87スケールの新着商品です。
イタリアIV MODELの1/87スケールのハンドメイドモデルの他、同じくイタリアCoMetのBREKINAベースの改造1/87のBUSCH,SCHUCOの1/87レジンハンドメイドモデルとホワイトメタルの1/87ハンドメイドモデルの新着商品です。
NEW!!IV MODEL:
Fiat 615N 1952: *1/87 Resin Handmade Models
イタリア北東部、ヴェネト州の大学都市のパドヴァでレジンキットとハンドメイド完成品モデルを手掛けるIV MODELが新たにスタートした1/87スケールハンドメイドモデル、Fiat615Nの1/87スケール各種配送車仕様です。 鉄道模型の標準スケールとして最も人気の高いHOゲージサイズとして定着している1/87スケール。 このジャンルの本場ヨーロッパではヘルパやブレキナ等のドイツメーカーが圧倒的に多く、ラインナップもドイツ車中心でイタリア車はまだまだ選択肢限られるのが現状です。 其の専門店であるイタリアのMINIMONDOが特注ラインとしてこれまで1/43スケールでフィアットやアルファ等を数多く手掛けて来たIV
MODELに1/87スケールモデルを依頼した事でスタートしたが今回のFIAT615Nです。 FIATが1952年に発表した4ドアセダンFIAT1900用の1,901cc-OHV4気筒エンジンブロックを元に40HPを発生するディーゼルエンジンを搭載するモデルとして発表された小型トラックです。1950〜60年代のイタリアの高度成長期を支えた働くFIAT車の代表車です。
今回はその初期型を忠実に再現しています。 イタリア郵政の郵便配送車の他、イタリアでシェアNO.1パスタブランドのBarilla、牛乳配達車両、イタリア赤十字の救急車等の個性的なカラーリングで入荷しました。 レジン素材を用いたハンドメイドならではの柔らかい造形が実車の丸みを帯びたスタイルともピッタリ合った暖かみの有るモデルに仕上がっています。 ※モデルは写真の紙箱入りです。モデルによって紙箱が違いますがモデルは全て同じIV
MODEL製です。 クリアケースは付属しません。 *割り引き除外品
FIAT 615N 1952 "P.T."
IV8704 : (*Dark Grey) ※完売
*Sold out |
*Rear View |
*Front View
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*1946〜55年までのイタリア郵便電信公社(*P.T.=Poste
e Telegrafi)のダークグレイに黄色いP.T.マークの入った配送車両。 イタリアMINIMONDOのオリジナル特注200個限定品
*Side View (*全長5.5cm)
*裏面も小さいながらしっかり車台造形を施しています。
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同じくMINIMOMDO特注のフィアット615Nです。
こちらは、イタリアでシェアNO.1を誇るパスタで有名なバリラ(またはバリッラとも。*Barilla)の配送営業車です。 1877年に生ハムでも有名なイタリアのパルマでピエトロ・バリッラ(Pietro
Barilla)が創業したイタリア最大の食品会社です。 現在も創業者一族に依る同族経営を続けています。 現副社長パオロ・バリッラは元F1ドライバーで、1989年の日本グランプリでデビューしたという日本ともかかわり野深いイタリア企業です。 パスタのカルボナーラを思わせる黄色味を帯びたクリーム色の車体にバリッラの赤いロゴマークに入ったイタリアらしい車両です。 フロントラジエーターグリル、ワイパー等要所にエッチングパーツを使ったハンドメイドならではの柔らかい表情が魅力のモデルです。
*イタリアMINIMONDOのオリジナル特注200個限定品
FIAT 615N "Barilla" 1952
IV8705 : (*Cream) ※完売 *Sold
out |
*Rear View |
*Front View |
*Side View |
イタリア郵政の配送車両のFIAT 615Nです。 こちらは1955〜採用されたミディアムウォームグレイとダークグレイ2トーンカラーの配色です。 小さな1/87スケールにも1/43ハンドメイドモデル製作同様にハンドペイントによって塗り分けられた丁寧な仕上がりです。
こちらはIV MODELパッケージ入りです。
FIAT 615N "SERVIZI POSTALI"
1955
IV8706 : (*Warm Grey / Dark Grey) ※完売 *Sold out |
*Rear View |
*Front View |
*Side View |
*大きさを比較する為に写真に写っているBREKINA製の1/87ムルティプラはこちらです。(別売)
同じくIV MODELの1/87 Fiat 615Nです。 イタリア農業省管轄下でイタリア各地に形成されている乳業組合(*Latteria
Sociale)の配送車両です。 この車両はVR=Veronaのナンバープレートからロミオとジュリエットで有名なイタリア・ヴェローナの乳業組合の車両です。 新鮮なミルク(*イタリア語でLatte)イメージしたホワイトのカラーリングです。
FIAT 615N 1952 " Latteria
Sociale "
IV8707 : (*White) ※完売 *Sold
out |
*Rear View |
*Front View |
*Side View |
*上で一緒に写っているFiat 500救急パトカーはこちらです。
こちらもIV MODELの1/87新作、イタリア赤十字社の救急車仕様のフィアット615Nです。 1959年に救急車両のナンバープレートが変更され、CRI(*Croce
Rossa Italiana)から新しい表示CR十がナンバーの頭に付く表記になっています。 ルーフの非常灯等こちらも忠実に再現しています。
FIAT 615N "Croce Rossa Italiana"
1959
IV8708 : (*White) ※完売 *Sold out |
*Rear View |
*Front View |
*Side View |
NEW!!IV MODEL:
OM Leoncino 1968 " Marmitte Abarth " :
*1/87 Resin Hand made
Model
※後期型OM Leoncinoの実車です。
同じくIV MODELの1/87、OM Leoncinoです。
こちらはAbarth マフラーの配送車両です。
ミラノを拠点とする鉄道車両製造から自動車製造に進出したOM(*Societa
Anonima Officine Meccaniche di Milano)。 1927年に始まった1000マイルを走る公道レース、ミッレ・ミリアでは乗用車工場のある地元ブレシアのメーカーとしてOM
Tipo 665 sportで出場し、見事記念すべき第一回大会で優勝を納めた事でも有名です。 1967年にFIATの資本傘下に入り現在は大型車両部門であるIVECOに統合されました。
レオンチーノ(*Leoncino=伊語でライオンの子供の意)はOMが1950年に発表した3,770cc/54HPの最高出力を発生するディーゼルエンジンを搭載した小型トラックで忽ちヒット作となりました。 1962年にドア開閉が前ヒンジに、フロントウィンドウが2分割から一枚ガラスに換わりフロングリル意匠も新しくなりました。
この車両は1960年代にフィアット車のチューニングパーツ、中でも高性能マフラーで大ヒットしたABARTHブランドのマフラーイラストが荷台幌に描かれたOM
LEONCINOです。 マフラー部門の成功が市販車ベースのコンプリートカー製造とレース活動を支えたアバルトファンにも嬉しいLEONCINO営業車輌仕様の新作です。モデルはそのLEONCINOのショートホイールベース版を1/43モデル同様にハンドメイドらしい細部表現で丁寧に再現しています。
※左写真は1/43スケールの初期型LEONCINO(*ロングホイールベース)のモデルに載せて大きさを比較しました。 こちらの1/43のモデルはELIGOR製のダイキャストモデルです。(*別売)
OM Leoncino 1968 "
MARMITTE ABARTH "
IV87OM01AB : (*Red/Brown) ※完売
*Sold out
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*Rear View
*リア荷台キャンバス幌のテクスチュアも1/87ながらもリアルに再現しています。
※サイドミラーパーツは別に付属しています。
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*Front View |
*Side View(*全長:5,5cm) |
NEW!!IV MODEL : OM Lupetto 30 1962 : *1/87
Resin Hand made Model
*左は実車の写真です。
こちらもIV MODELの1/87スケールモデルの新作OM Lupetto
30です。
OMは1950年に上で御紹介のLeoncino(*イタリア語でライオンの子供の意)を開発し同社のトラック製造に於けるマイルストーンとなるヒット作となりました。
こちらのモデルは1958年にその発展型として誕生した4,156cc/56HPディーゼルエンジン搭載のLupetto(*イタリア語で狼の子供の意)のショートホイールベース版の配送車です。
ベース車Leoncinoと同様に1962年に大幅なマイナーチェンジを施してフロントグリル意匠等が一新されました。 Lupettoはエンジンタイプもその後
直噴4,397cc/85HP、 4,561 cc/92 HPも加えて車載重量4.9t〜5.6tのトラックとして生産されました。
OMではLeoncino(*子供ライオン)を皮切りに搭載エンジン出力と積載重量に応じたネーミングを後にこのLupetto(*子供狼)、Tigrotto(*子供虎)、Daino(*鹿)など動物を使ってシリーズかしました。
1/87のスケールながら正確な造形でハンドメイドならではの1/43スケール同様の手法を用いて細部まで丁寧に作られたモデルです。
※左写真は1/43スケールのOM Lupetto(Coca Cola配送車)と並べて大きさを比べてみました。 後ろの1/43スケールのOM Lupetto
Furgone "Coca Cola" 1962モデルは同じくIV MODEL製のレジンハンドメイドモデルです。(別売)
OM Lupetto 30 1968
IV87OM02BL:¥9,600- (*Blue/Brown) ※再入荷
*Rearrival |
*Rear View
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*Front View |
*Side View(*全長:5,4cm)
*裏面も小さいながら丁寧に造形しています。スペアタイヤまで装着しています。
※こちらもサイドミラーは別パーツで付属しています。
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Obsolete!SAI-Retro87
: Vespa 400 1957 :*1/87 White Metal Hand made Model
*メタルダイキャスト製のSCHUCO-PICCOLOの1/90 FIAT 500C.R.Iと並べてみました。
(*別売品)
こちらはフランスで珍しいクラシックカーを中心にハンドメイドHOゲージ=1/87スケールモデルを手掛けるブランド、SAIのRetro87シリーズのVESPA
400です。 SAIの企画でチェコのVV MODELが製作した、現在は絶版品の珍しいモデルです。
1946年、航空機・鉄道車輌メーカーとしてイタリアを代表する企業ピアッジョ(*PIAGGIO)社が報道関係者にお披露目した小さなスクーターVESPAは忽ち戦争復興に向けて動きだしたイタリア全土で大ヒットしました。この革新的な2輪スクーターの成功によって、PIAGGIO社はVESPAを開発した優秀な航空機技術者、コラディーノ・ダスカニオに新しく庶民の為の安価な小型車の開発を命じました。 1957年発表されたのは394ccの空冷直列2気筒・2サイクルエンジンをリアに搭載する全長2,835mmx全幅1,270mmx全高1,250mmの小さな2座モデルがこのVESPA400でした。 組み立ては当時VESPAスクーターのライセンス生産を行っていたフランスACMA社が担当しました。 販売面では1957年に発表されたFiat
Nuova500の圧倒的な販売攻勢の前にVespaスクーターの大ヒットもあり、ピアッジョ社が小型車生産から撤退した為1961年に終了しました。 この1/87モデルをフランスのSAIブランドが手掛けたのもイタリア設計のフランス生産という縁を感じます。 実車同様に1/87スケールも全長3cm程の非常に小さいサイズながら素材にホワイトメタルを用いてハンドメイドならではの温もりと重量感も備えた味の有る1/87モデルに仕上がっています。
※左写真に写っている1/43スケールのVespa
400はこちらです。(*別売品)
Vespa 400 1957
SAIVE400:
¥7,500-(*Blue) |
*Rear View(*内装色:Light Grey)
*ワイパーとフェンダーミラーはエッチングの別パーツとなっています。
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*Front View |
*Side View
(*全長3.3cm) |
New! Co.Met.
Milano : Alfa Romeo Giulia Super Carabinieri 1965-1969-*1/87
Plastic Diecast Models*限定改造1/87モデル
Alfa Romeo Giulie Super Carabinieri
1965+69
COME6569CA :¥12,600- (*2台セット) |
こちらはイタリア・ミラノの少量ハンドメイドで1/87モデルを手掛けるCoMetのAlfa Romeo Giulia SuperのCARABINIERI仕様のモデルです。
1962年にデビューしたアルファの4ドアセダンジュリアは1965年に1,570cc4気筒DOHCエンジンを92HPから98HPにアップしたジュリア・スーパーが発表され更に1969年には最高出力は102HPまで引き上げられ、フロントグリル意匠もグリル天地一杯に入っていた横桟が中央の4本に変更されました。 当時カラビニエリ(*CARABINIERI)は国家治安警察、憲兵警察とも訳されるように陸・海・空のイタリア軍に所属していました。このジュリア・スーパーの車両は陸軍所属の半艶消しアーミーグリーンのボディカラーでナンバープレートにもイタリア陸軍の略号を現すEI(*Esercito
Italiano)が表記されています。
このモデルはドイツBREKINA製の1/87プラスティックダイキャストモデルをベースにオリジナルの半艶消し塗装、デカールを施し更にアンテナや実車同様に4灯式ヘッドライトの内側2灯はメッシュに代える等1965年式と1969年式の2台のジュリア・スーパーのカラビニエリ車両を忠実に再現しています。 1965年式と1969年式のフロントグリルの違いも含めて1/87スケールながらこだわりの改造モデルに仕上げています。
*写真中央のブルーのジュリア・スーパー1969はSCHUCO製の1/90モデルです。(別売品)
Giulia Super 1.6 1965 CARABINIERI
ジュエネーブショーで登場したジュリア・セダンの高性能版。 DOHC1.6リッターエンジンはツインキャブを装着して98HPを発生。
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*Rear View(*内装色:Brown)
*ボディ側面にCARABINIERIのロゴが入っています。
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*Front View |
*Side View(*全長4.7cm)
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*1969年にジュリア・スーパー1.6はエンジン出力が102HPにアップし、グリルデザイン他のマイナーチェンジを受けました。
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*Rear View |
*Front View |
*Side View (*全長4.7cm)
*こちらの車両はボディ側面にCARABINIERIのロゴの入っていない仕様です。
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