-05.04.25
イタリアントラック,OM
Lupetto Furgoneと1/18スケールのLa Lupettaの新着モデルです。
IIV MODELの1/43スケールのOMトラック,BERMATの1/18スケールLa
Lupettaのレジン製ハンドメイドモデル新作が入荷しました。
NEW!!IV MODEL:
OM Lupetto Furgone "Coca Cola"(1962):1/43レジンハンドメイドモデル*限定特注品
イタリアのIV MODELのレジンハンドメイドモデルの新作、OM LupettoのCoca
Cola配送車仕様です。
1918年、それまでは鉄道車両製造に関わってきたミラノに本拠を構えるOM(*Societa Anonima Officine
Meccaniche di Milano)は前年に倒産した同じく蒸気機関車から自動車製造に進出していたZUSTの後を継ぐ形で自動車製造に乗り出しました。順調に事業を軌道に載せて1925年にミラノに程近いブレシアの街にも会社を設立(*OM
Fabbrica Bresciana di Automobili)、そこでは主に乗用車を製造しました。
1927年に始まった有名なミッレミリアの第一回では地元ブレシアのメーカーとしてOM Tipo 665 sportで出場し、1,600Kmを21時間4分48秒で走破し見事記念すべき第一回大会で優勝を納めました。
高性能なディーゼルエンジンが市場から高く評価されて事業の拡大を迫られた1933年、イタリアの巨人FIATの資本を受け入れて以後トラック・産業用車両専業メーカーとして発展しました。 戦後ブレシアを本拠に1950年代にはニューモデルLeoncino(*イタリア語でライオンの子供の意)を開発し同社のマイルストーンとなるヒット作となりました。
今回のモデルは1958年にその発展型として誕生した4,156cc/56HPディーゼルエンジン搭載のLupetto(*イタリア語で狼の子供の意)のコカコーラ配送車です。第二次大戦後のイタリアにまっ先に持ち込まれたアメリカ文化のシンボル、コカコーラの当時のCIカラー黄色と赤で仕立てられたモデルをIV
MODELは細部に渡って当時の雰囲気たっぷりに再現しています。
※ピッコリーナ特注モデル(*ポイント、割り引き除外品)(*専用ケース付き)
OM Lupetto Furgone "Coca Cola"
1962
IVTIP01SP:
¥96,000- (*YELLO/RED) |
Back |
*Front View |
*Rear View |
*Side View (※モデル全長約12.6cm) |
※懐かしいCoca Colaのガラス瓶ケースが36個(864本)積まれています! |
NEW!!IV MODEL:
OM Lupetto Porta Auto "Carabinieri"(1960):1/43レジンハンドメイドモデル
同じくIV MODELの新作、OM Lupettoのカラビニエリ車両運搬車モデルです。上でご紹介のOM Lupettoのフラットデッキタイプの積車です。
イタリアの警察軍部隊カラビニエリの車両をモデル化しています。 こちらは1/43スケールのカラビニエリ車両モデルを組み合わせると雰囲気満点のモデルに仕上がっています。
※次回入荷分をご予約御希望の方は価格等こちらまでメールお願いします。
OM Lupetto Porta Auto "Carabinieri"
1960
IVTIP007C: (*DARK BLUE) ※完売 |
Back |
NEW!!BERMAT:
La Lupetta "Raid Reggio Calabria-Milano" 1949::*1/18レジンハンドメイドモデル
*Luigi Fiertler 1909-1970
ここに紹介させて頂くモデルは正にイタリアとイタリア人が自動車に如何に情熱を懸けたかを改めて感じさせる小さな(*個人の)モーターヒストリーです。
イタリア半島最南部、長靴のつま先部分に位置する日本人サッカープレーヤー中村俊輔選手が所属するチーム、「レッジーナ」で知られるようになった街、Reggio
Calabria(*レッジョ・カラブリア)で戦後アルファロメオのディーラー兼修理工場を営んでいたLuigi Fiertlerはその地で開催されるGiro
di Calabriaやシチリア島のGiro di SiciliaそしてMille Migliaに出場する顧客らにスポーツモデルを準備する事も重要な仕事にしていました。
しかし一方で彼は「小さな自動車メーカー」でもありました。 彼が弟のエンジニア、Giulioと一緒に作り上げた念願の小さな車、それがこのLupetta(ルペッタ)です。チューブラーフレームで構成されたシャシーのリアにはINNOCENTI社が製造して当時大ヒットした庶民の脚、Lambrettaスクーターの125cc(!)の空冷エンジンを搭載しています。 総重量僅か150kg、全長2.5m、ホイールベース1.9m、トレッド0.9m、最高速度65km/hの本当に小さな2座オープンカーで1949年、彼はミラノに本拠を構えるLambrettaの製造元INNOCENTI社までReggio
Calabriaから総距離1,730kmに及ぶツアーに挑みました。8月29日にレッジオカラブリアを出発したこの小さなLupettaは9月3日、見事途中不具合が出る事無くミラノに到着します。
この極めて珍しいモデルはLuigi Fiertlerの子息であるGiacomo Fiertler氏によって彼の父の残した偉業を記念して企画され、イタリアのモデリスタBERMATの協力により実現したものです。 (*専用ケース付き)
La Lupetta "Raid Reggio Calabria-Milano"
1949
LUPETTA01 : (RED) ※完売 *Sold
out
*アルファロメオ・ディーラーを営んでいた影響か、デザインは当時のアルファロメオを彷佛させます。
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※リアに搭載されたのが僅か125ccのLambrettaのエンジンです。 |
モデルのベースにはこの車が辿ったルートマップ、そしてこの小さなルペッタの説明がイタリア語で記載されています。
*Lupettaとは上のOM Lupettoと同じくイタリア語で狼の子供(女性形)の意味ですが、イタリアではボーイスカウト活動で使われる最年少クラスの呼称をこの小さなバルケッタの愛称にしたものです。
車のボンネット上にそのマークが描かれています。
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*モデル全長約14cm
※ボディ左側にあるのは本来キックスタートするスクーター用エンジン始動の為のレバーです。
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