-04.08.27

Abarth,Alfa Romeo,Lancia,Maseratiの1/43新着商品です。
今回はイタリアの少量ハンドメイドブランドNO NAME,PINKO,TRONのレジンモデル新作が入荷しました。
NEW!! NO NAME: Fiat Abarth 1000TC corsa Gr.2 Presentazione(1970)：1/43レジンモデル

イタリアのレジン製少量生産ブランドNo Nameの新作Fiat Abarth 1000TC Gr.2 Presentazioneです。
1970年の大幅に改定されたETC(*Europe Touring car Championship)に向けてバルトが開発したGr.2マシンです。
アバルトの手によるテスタ・ラディアーレ（半球形燃焼室）を982ccのブロックに追加することで112HPの出力と190Km以上の最高速を得ています。
前年同様に1000ccクラスでのタイトル取得に向け燃えていたアバルトですが、ベース車となったFiat600Dを1969年限りで生産終了したフィアットの協力を得られず、翌年アバルトはついにフィアット傘下に入る道を選びました。
No Nameの製品はリアのノーマルエンジンフードをオープンして支えた形からボディ一体のリアウィング形状に変えた姿を忠実に再現し、ハンドメイドならではの仕上がりです。（*ケース付き）

Fiat Abarth 1000 TC Gr.2 1970： 　NN05: （*White/Red)　※完売

Back(内装色：Black）

NEW!! TRON: ALFA Giulietta Spider "Prototipo Bertone II" 1956：1/43レジンハンドメイド

*2003年、Villa d'Este Concorso d'eleganza会場での写真です。

イタリアTRON製の限定レジンハンドメイドモデルです。
1954年、それまでのアルファに足りなかったより広範囲な顧客獲得を目指してや発売された1300cc-DOHCエンジン搭載のジュリエッタシリーズ。
最初に販売されたベルトーネデザインのジュリエッタ・スプリントはたちまち好評にセールスを伸ばし、資金不足に喘いでいたアルファにとってもカロッツェリアベルトーネにとっても正に救世主となりました。　当初から計画されてたアメリカ市場で人気の高いスパイダーモデルは当然スプリントのデザインと製作を担当するカロッツェリア・ベルトーネに依頼されチーフスタイリストであったフランコ・スカリオーネはかねてより研究していた空気力学的デザインを盛り込んだスタイリングを提案します。結局スプリントの生産で余力のない当時のベルトーネの事情とアメリカ市場での調査の結果採用はピニンファリーナ案となったのは御承知の通りですが、以前に御紹介のベルトーネによるプロトタイプは一種類ではなくもう一案存在しました。
今回御紹介のモデルは2003年のイタリア・コモ湖畔の有名なビッラ・デステ・クラシックカーコンテストのスパイダー部門で受賞した、そのベルトーネスパイダーIIです。
今も語られる際には必ず「鬼才」の枕詞が付く孤高の天才デザイナー、フランコ・スカリオーネのもう一つのマスターピースをトロンのモデルは忠実に再現しています。
（*専用ケース付き）※300個現限定製作品

Giulietta Spider "Prototipo Bertone"1954： TRP69M:※完売

*Back(内装色：レッド/クリーム） ※スパイダー・プロトIと違いこちらはコラムシフトです。

*Front View

*Side View *Champagne Gold/Ivory（外装色：シャンパンゴールド/アイボリー）

NEW!! MINICHAMPS: ALFA Giulia 1.6 Super "Carabinieri" 1970：1/43メタルダイキャストモデル
ダイキャストモデルでは定評のMINICHAMPSから人気のアルファ・ジュリア1.6スーパーのカラビニエリ仕様が新しく入荷しました。
ラディオ・モービレ（*無線通信車）車両を細部まで忠実に再現しています。(※3,024個限定品）

Giulia 1.6 Super "Carabinieri-Radio mobile"1970： PMA120990:　※完売

*Back(内装色：Brown）

NEW!! MINICHAMPS:Lancia Staratos Staradale 1974：1/43メタルダイキャストモデル
同じくMINICHAMPSから今も語り継がれるランチア・ストラトスの久々の新作です。1974年にWRCでのホモロゲーション取得の為発表されたルーフ、リアスポイラーの無い
ストラダーレ仕様です。鮮やかなグリーンのボディカラーです。(※3,024個限定品）

Lancia Stratos Stradale 1974： PMA125024: ※完売

*Back

NEW!! TRON: Lancia Gamma "Olgiata" Station Wagon 1982：1/43レジンハンドメイド

上と同じくイタリアTRON製の限定レジンハンドメイドモデルです。
1980年、ランチアの上級サルーンとして発表されたGAMMAシリーズのクーペモデルを担当したピニンファリーナが1982年、更にデザイン・スタディとして提案したモデルの一つがこのガンマ・ステーションワゴンでした。
伸びやかなルーフを持つ３ドアのワゴンボディはクーペで実施した直線基調のデザイン基本にしていますが、シャシーはクーペに比べて10cm以上長い2,670mmのホイールベースを持つセダンのそれを元にしています。ガンマシリーズ自体がモデル末期に近付いていたため量産モデルのラインに加えられる事はありませんでしたが、ヨーロッパ上流社会の狩猟を趣味とする人達向けにピニンファリーナが提案したランチア流シューティング・ブレークです。トロンのモデルはその優美な姿を忠実に再現しています。
（*専用ケース付き）※300個現限定製作品

Lancia Gamma OLGIATA BREAK Station Wagon "Prototipo"1982： TRP206M：￥27,300

*Back(内装色：ライトブラウン）

*Front quater view

*Side View *Gold Metallic（外装色：ゴールドメタリック）

NEW!! PINKO: Maserati Tipo63 "Scuderia Serenissima" Le Mans 1961：1/43レジンモデル

イタリアの少量生産ブランド、ピンコの新作レーシング・マゼラティTIPO 63です。
1959年に誕生したプライベーター向けのFRレーシングマシンとして有名なバードケージのニックネームを持つTIPO60/61。
それは10〜15mm直径の鋼管を正に鳥かごのように立体的なスペースフレームに組み上げ僅か30Kg程の骨格を形成する画期的なアイデアでした。2〜3LのマゼラティDOHCエンジンを搭載し'60〜61年にかけて数多くのレースで活躍しました。
しかし台頭して来たクーパーやロータスというミッドシップ・レイアウトマシンに後塵を拝するにつれマゼラティも開発を進めて1961年誕生したのがこのミッドシップのTIPO63です。TIPO61と同じ4気筒2,850ccエンジンから260HPを発生しました。今回御紹介の＃9の車両ナンバーを持つモデルは1961年のルマン24時間レースにイタリア人貴族Giovannni Volpiが主宰する有力プライベーター「スクーデリア・セレニッシマ」チームから出走したTipo63です。　
ピンコのモデルは実車の持つ独特のボディ構造を含めて忠実に再現しています。（*専用ケース付き）

Maserati Tipo 63 "Scuderia Serenissima" Le Mans 1961： PI-124: *RED（#9)　※完売

*Back

NEW!! PINKO: Maserati Tipo151 Le Mans 1962：1/43レジンモデル

同じくピンコの新作Maserati Tipo151です。
こちらのマゼラティは上で紹介したTipo63で試みたミッドシップスポーツの製作を信頼性に苦しんで諦めたマゼラティが再びFRレイアウトで世界スポーツカー選手権でのGTカテゴリーにチャレンジするために開発したマシンです。
360HPを発生するV8-DOHCツインプラグユニットをフロントに搭載、5段ギアボックスを介して後輪を駆動するオーソドックスな構成、マゼラティのレーシングモデルとしては珍しいクーペボディのテール形状は空力効果を意識してスパッと切り落としたようなコーダ・トロンカ形状です。全部で３台が製作され２台はカニンガム・チームに1台はマゼラティ・フランスに引き渡されそれぞれ1962年のルマンに挑戦しました。
結果は残念ながら全てリタイアに終わりましたが当時のマゼラティ主任技術者ジュリオ・アルフィエーリの執念の1台をPinkoのモデルは美しく仕上ています。
（*専用ケース付き）

Maserati Tipo 151"Cuningham" Le Mans1962： PI-126: 　*WHITE（#3）　※完売

*Back(内装色：黒）

こちらはマゼラティ・フランスチームから出場したTipo 151です。（*専用ケース付き）

Maserati Tipo 151 "Maserati France" 1962： PI-127: 　*RED（#4) ※完売

*Back(内装色：黒）