-18.05.16


Ferrari, Lanciaの新着商品です。
イタリア製ダイキャストモデルのBRUMM、ART MODEL絶版品と旧VEREMのヴィンテージダイキャストモデルが入荷しました。

NEW UPDATE!!BRUMM :Ferrari 126CX USA GP 1981"Practice" - 1/43 Diecast Model


新しく細部を*改良UPDATEしたFerrari 126CX 1981の1/43モデルです。
*写真のニューパッケージ入りです。

*左写真は1981年USA GPフリー走行での実車です。




1980年シーズンは不振に終わった最後の水平対向12気筒エンジンマシンの312T5からライバルのルノー同様にフェラーリもいよいよV6ターボエンジン搭載マシンの開発へと方針を転換しました。 開幕戦となった1981年3月15日のアメリカグランプリにフェラーリは2種類の異なるエンジンを搭載したニューマシンを持ち込みました。KKK製のターボチャージャー搭載のFerrari 126CKとスイスの船舶・鉄道用パワーユニットを手掛けるブラウン・ボヴェリ(*BBC)が開発したコンプレックス過給器を装備した126CXでした。 エンジン排気ガスの圧力とV6エンジンの片バンクから取り出す出力軸でスーパーチャージャーを駆動する方式で独特のメカニカルノイズで判別出来る程凝ったシステムでした。 レース本番前のフリー走行にジル・ヴィルヌーヴの手でテストされましたが、大きな過給器をエンジンVバンクの間に装着している為に重量バランスで不利な点から本番での投入は結局見送られました。 

BRUMMのモデルでも1981年初戦型のサイドポンツーン上面に明けられた大きな排熱スリット(*2戦目以降は側面前端スリットに変更)やターボと異なるボディ後部の形状等しっかり再現しています。 


※左写真上が今回入荷したFerrari 126CX、下は1981年のモナコGPで優勝したジル・ヴィルヌーヴのFerrari 126CKです。


Ferrari 126CX GP USA 1981 "Free practice"
BMR487UPD: (#27 )
※完売 *Sold out


*Rear View
※126CX独特のボディ形状を再現しています

*エンジン後部にBBC COMPLEXのステッカーが付いています。


*Front View


*Side View
*126CKとは異なるグラフィックの施された側面です。

*エンジンV

*ObsoleteVEREM: Ferrari 500 "Testa Rossa" 1955 *1/43絶版ダイキャストモデル 1/43 Obsolete Metal Diecast Model
絶版モデル、フランスVEREMのダイキャストモデルのGiulietta Spiderです。※写真クリアケース入りの1990年代製造の絶版デッドストックモデルです。ケースには小傷など経年劣化もあります。 モデル本体の状態は写真を御覧下さい。 フランス製造の絶版デッドストックモデルです。




以前入荷したAlfa Romeo TZ1同様フランスVEREMの絶版ダイキャストモデルのFerrari 250TRCです。

Ferrari 500TRは1955年に発表されたスポーツスパイダーです。フェラーリに初めてフォーミュラ・グランプリでワールドチャンピオンをもたらした500F2に遡るランプレディ設計の燃費に優れた1.985cc/4気筒エンジン搭載のスポーツスパイダーは赤い結晶塗装のヘッドからTesta Rosso(*TR)と呼ばれました。 スカリエッティの手になる流麗なアルミボディで総重量僅かに680Kgに纏められ最高出力190HPを発生し最高速は260Km/hに達していました。このモデルはフランスSOLIDOがVEREMブランド名で1990年代に旧SOLIDOの金型を使ってフランス工場で製造された懐かしいダイキャストモデルです。オリジナルの紙箱付き。*Made in France
*20年以上前に製造されたヴィンテージモデルですのでオリジナルの紙箱には多少の傷、経年劣化等があります。モデル本体の状態は画像で御判断下さい。

後ろに写っている2台の250TRCはこちらのモデルです。


Ferrari 500 TR 1955
VEM98604:¥6,500-


*Rear View(内装色:ブラック-Black/Light grey)


*Front View


*Side View(全長:約9cm)

*裏面にはVEREM MADE IN FRANCEの刻印が入っています。 サスペンション機構付きです。

ObsoleteART MODEL: Ferrari 500TRC "Carrozzeria Scaglietti" 1956-*1/43絶版ダイキャストモデル
Ferrari専用ブランドとしてスタートしたイタリアM4グループのブランド、ART MODELのFerrari 250TRCの絶版ダイキャストモデルが入荷しました。
今では少なくなったエンジン付きモデルです。 Le Mans 24HとNurburgring 1000Kmへの出場車です。

※Ferrrai専用ブランドのARTMODEL製1/43ダイキャストモデルです。 現在の厳格なFERRARIライセンス発効前の商品です。(絶版品)


※現在の同品番と違いボンネットオープン、エンジン付きモデルとなります

 
排気量2,000cc以下のフォーミュラ2規定で行なわれた1952年のGP向けにチーフエンジニアのアウレリオ・ランプレディが設計した1,984.9ccから180HP(*後に190HP)を発生する直列4気筒ユニットで1952年、1953年とワールドタイトル2連覇を成し遂げました。 軽量で燃費にも優れたこのエンジンは当然サーキットレース以外の車両にも搭載されました。 1953年にFerrari 500 Mondial(*ワールドチャンピオンに因む)の名前でデビューした2座レーシングスパイダーから様々なコイルスプリングサスペンション、ツインクラッチディスク、シンクロミッション等のアップデートを得て1956年に誕生した最高出力180HPの500TR(※赤く結晶塗装されたエンジンヘッドカバーからTesta Rossaの愛称)を更にコンペティション仕様としてこの500TRC(500TRにCampionato del Mondo Sport PrototipiのCを加えた)を登場させました。 カロッツェリア・スカリエッティ製の全高の低いコンパクトなレーシングバルケッタです。 僅か680Kgの車体は190HPから最高速245Kmに達していました。
最も美しいレーシングカーとも呼ばれたこの車両をフェラーリ専用のブランドとしてARTMODELは製品化しました。 今では作られなくなったエンジン付きモデルです。


Ferrari 500TRC Le Mans1956
ART019:¥5,900 (#29)


*Rear View


*Front View


*Side View

*1957年のLe Mans 24HにフランスのEquipe Los amigosチームから出場したPICARD/GINTHER組の車両です。 ドライバーの一人、GINTHERは後にメキシコGPでHONDA F1初の勝利をもたらした事でも有名です。 129周目、14時間余りを走ってウォーターポンプ故障で完走を逃しました。 *総合30位


 
*1957年のルマンではベルギーのEcuire Francorchampsからエントリーし288周、3,869.08Kmを走り総合7位、2リッター以下クラスで優勝したLucien Bianchi/ George Harris組の500TRCです。


Ferrari 500TR Mille Miglia 1957
ART028:¥5,900 (#28)


*Rear View


*Front View


*Side View


排気量2,000cc以下のフォーミュラ2規定で行なわれた1952年のGP向けにチーフエンジニアのアウレリオ・ランプレディが設計した1,984.9ccから180HP(*後に190HP)を発生する直列4気筒ユニットで1952年、1953年とワールドタイトル2連覇を成し遂げました。 軽量で燃費にも優れたこのエンジンは当然サーキットレース以外の車両にも搭載されました。 1953年にFerrari 500 Mondial(*ワールドチャンピオンに因む)の名前でデビューした2座レーシングスパイダーを皮切りに1956年には最高出力180HPの500TR(※赤く結晶塗装されたエンジンヘッドカバーからTesta Rossaの愛称)を更にコンペティション仕様としてこの500TRC(500TRにCampionato del Mondo Sport PrototipiのCを加えた)を登場させました。 カロッツェリア・スカリエッティ製の全高の低いコンパクトなレーシングバルケッタです。 僅か680Kgの車体は190HPから最高速245Kmに達していました。


Ferrari 500TRC Le Mans1957
ART040:(#61) 
※完売 *Sold out


*Rear View


*Front View


*Side View

*1957年のLe Mans 24Hにドイツから出場したGottfried Kochert / Erwin Bauer組の車両です。 走行3時間15分時点で燃料ポンプ故障でリタイア。

 
こちらは1961年のドイツのニュルブルグリング1000Km耐久レースに出場したスイス人のRobert Jennyが所有した500TRCです。 1000Km耐久レースでの給油回数を減らす為にリアに大型の燃料タンクを装備した為にヘッドレストの代わりに大きなリアカウルを装着しています。 レースでは総合15位、2リッター以下クラスで3位入賞しました。


Ferrari 500TRC Nurburgring 1000Km 1961
ART048:¥5,900 (#25)


*Rear View


*Front View


*Side View

*1961年のNurburgring 1000Kmに出場したスイス人Robert JennyがエントリーしたJo Siffert / Sepp Liebi組の車両です。7h52m32s 総合15位クラス3位