-15.12.01
Camion(*Italian
Truck)とFiat Abarthの1/43新着商品です。
IV MODELのレジンハンドメイドモデルのOMのレース車両トランスポーターとAlfa
Romeoの珍しい商用モデルの新作とAbarthの改造ダイキャストモデルです。
NEW!!IV Model
: OM Leoncino Bisarca "Scuderia Guastalla" Targa Florio
1953: *1/43限定レジンハンドメイドモデル
※100個限定の受注製作品です。(*専用アクリルケース付き)
イタリアのハンドメイドモデルブランド、IV
MODELの新作OM Leoncino(*レオンチーノ=イタリア語で子供ライオンの意)の 積車用の電動リフト装備のカー・トランスポーター(*イタリア語でBisarca)です。
1918年、それまでは鉄道車両製造に関わってきたミラノに本拠を構えるOM(*Societa Anonima Officine
Meccaniche di Milano)は前年に倒産した同じく蒸気機関車から自動車製造に進出していたZUSTの後を継ぐ形で自動車製造に乗り出しました。1925年にミラノに程近いブレシアの街にも会社を設立(*OM
Fabbrica Bresciana di Automobili)、そこでは主に乗用車を製造しました。 1927年に始まったミッレミリアの第一回では地元ブレシアのメーカーとしてOM
Tipo 665 sportで出場し、1,600Kmを21時間4分48秒で走破し見事記念すべき第一回大会で優勝を納めた事でも有名です。 高性能なディーゼルエンジンが市場から高く評価されて事業の拡大を図った1933年、イタリアの巨人FIATの資本を受け入れて以後はトラック・産業用車両専業メーカーとして発展しました。 戦後もブレシアを本拠に製造を再開しました。 このOM
レオンチーノは1950年にデビューした3,770ccから54HPを発生するディーゼルエンジンを搭載した小型トラックで1968年までフェイスリフトを経て生産された小〜中型トラックのOMのヒット作です。
今回のモデルは1953年、シチリア島を舞台に開催される公道レースで有名なタルガ・フローリオ(*TargaFlorio)にに出場したジェントルマンドライバーでエンツォ・フェラーリとの親交から戦後間もなくミラノでフェラーリのディーラーも営んでいたフランコ・コルナッチャ(*Franco
Cornacchia)が率いたレーシングチームScuderia Guastallaの車両運搬に使われたトランスポーターです。 このレースではチームの1台Giulio
MusitelliのドライブしたFerrari 166MMが総合21位となっています。 IV MODELはこのトランスポーターを細部に渡って雰囲気たっぷりに再現しています。*モデル全長約13cm
※左写真はシチリア島到着後レース前に撮影された実車です。
OM -Leoncino Trasporto Ferrari
"SCUDERIA GUASTALLA" TARGA FLORIO 1953
IVTIPM77 : (Light Grey )※完売
*Sold out
*レース車両は上下昇降式電動リフトで2段のパレットに2台積載されます。
※写真の積車はこのレース出場車両ではありません。 イタリアTOP MODEL製1/43のフェラーリです。
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*Rear View
*車載のモデル(*TOP MODEL製)は総べて別売品です。 |
*Front View |
*Side View |
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*運転席回りも電動リフトの操作レバーまで丁寧に作り込まれています。(右ハンドル)
*リアの車積部分、電動リフト装備のディテール回りも丁寧に再現しています。
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NEW!!IV MODEL: OM Leoncino "Assistenza
Maserati" 1953:1/43 *限定レジンハンドメイドモデル
同じくIV MODELの新作、OM
LeoncinoのMoto Maserati配送車仕様です。
※上の写真はMoto Maserati工場前で撮影された実車の写真です。(*モデル同梱)
Servizio Maseratiのホーロープレートはこちらです。
同じくOM Leoncinoのフラットデッキ仕様のマセラティ・レーシングバイクサポートトラックです。
「マセラティの2輪車?」と思う方も多いかも知れませんが、1918年のマセラティ兄弟による設立からレーシングモデルだけを造って来たマセラティ社は1937年、会社の株式の大半をモデナの実業家アドルフ・オルシに譲り第二次世界大戦後は会社を離れたマセラティ兄弟から実質的にオルシ家の経営となってクーペやスパイダー等の高性能・高級乗用車の製造に留まらずマセラティの知名度を活かしてバッテリーやスパークプラグ等の電装品や戦後ボローニャ周辺で次々に生まれた2輪車産業にも注目して小排気量モペッドやバイク製造も含むオルシ一族の別会社Fabbrica
Candele Accumuratori Maserati S.p.A(*マセラティ・スパークプラグ・バッテリー製造会社)を1947年モデナに設立しました。 1953年にはボローニャの2輪先発メーカーだったItalmoto社を買収して本格的にMaseratiブランドで2輪車製造に進出し125ccと160ccの製造を開始しています。 高級車/レーシングカー製造のマセラティ本体とは別に「分家」として経営されていたので本格的なバイクレーシングチームは所有していませんでしたが、前身となったItalmoto時代からのディーラーやユーザーチームの為にレース活動をサポートしていました。 今回のモデルはその二輪車運搬やパーツ運送に使われたMaserati
Moto(*マセラティ二輪車)のサポートトラックです。 マセラティのシンボル的なブルーカラーの車体のモデルはハンドメイドならではの細部に渡った作りで雰囲気たっぷりに再現しています。 ※100個限定品(*専用ケース付き)※上写真の書籍「Le Moto
Maserati」は別売です。
OM Leoncino pianale " Assistenza Moto Maserati " 1953
IVTIP39
: ¥43,200- |
*Rear View |
*Front View
*このモデルも運転席回りまで忠実に再現しています。(右ハンドルです)
*荷台にはカバーに被われたバイクとパーツケース、オイル缶が積まれています。
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*Side View (※モデル全長約13cm
*Moto Maseratiとオイル缶、パーツケースを積載した状態です。)
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NEW!!IV MODEL: Alfa Romeo Romeo 2 "
La Marzocco " 1963:1/43*限定レジンハンドメイドモデル
こちらもIV MODELの新作、Alfa Romeoの商用車、Romeo 2ベースの珍しい車両です。
※上の写真はマルゾッコ本社のあるフィレンツェの街を背景にした実車写真です。(*モデル同梱)
↑日本の高級ホテルでも使われている現在のマルゾッコ社のコーヒーマシンです。
(*インターコンチネンタルホテル大阪)
*写真後ろのROMEO2はこちらです。(別売)
ルネッサンスの都、フィレンツェに本社を置くイタリア人の生活には欠かせないエスプレッソ・コーヒーマシンメーカーの老舗、マルゾッコ(*Marzocco)社の移動ショールーム車です。 ベースとなったのはアルファロメオの商用小型ヴァン、ROMEO 2です。 1954年に発表されたアルファロメオのFF駆動の商用小型ヴァン、Romeo
2。 当時アルファロメオのラインナップには無かったFFプラットフォームはMV Agustaから供給を受けました。 「1954年」と言えばアルファ・ファンならピンと来るのがジュリエッタ・スプリントも同年のデビューです。 その為この小型商用車には当初なんとジュリエッタと同じ1,290cc/4気筒DOHCエンジンが搭載されていました。クローズトヴァンボディ以外にもオープンデッキや乗用小型バスタイプまで基本レイアウトから様々なヴァリエーションが生まれ1967年まで生産されました。 このマルゾッコ社の車両は運転席キャビンから後ろはデモ用のエスプレッソマシンの展示スペースの為にサイドとリアは大きく一枚ガラスウインドウにして正に走るショールームに仕立てています。 モデルでも内部に展示された当時のエスプレッソマシンに至る迄、マルゾッコ社に保存されている実車に基づいて忠実に細部に渡って再現しています。 ※100個限定品(*専用ケース付き)
Alfa Romeo Romeo2 " F.lli. Marzocco" 1963
IVTIP94
: ¥48,600- |
*Rear View |
*Front View
*マルゾッコ社内ミュージアムに保管される実車です。独特のファニーなフロントマスクをモデルでも忠実に再現しています。
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*Side View (※モデル全長約13.5cm)
*左と上写真はマルゾッコ社のミュージアムに保存されている実車です。 独特のデザインが施されたフロントとサイドは正に走るショーケースに相応しく大きく一枚ガラスのウィンドウとなっています。 現在は下の様なモダンなデザインの家庭用エスプレッソマシンも多数ラインナップしています。
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NEW!!IV MODEL/BRUMM:
Fiat Abarth 850TC " AGORDO-FRASSENE " 1964:*1/43限定改造ダイキャストモデル
こちらはIV
MODELがイタリアBRUMM製のダイキャストモデルをベースに改造したFiat Abarth 850TCです。
1960年にFiat600がFiat600Dにマイナーチェンジすると直にアバルトもこの850TCを開発しました。
"Turismo Competizione"の頭文字を持ったこのアバルトは標準の600Dの767cc/29HPから847cc/52HPに引き上げられ、更にフロントにディスクブレーキを装備する等パワーに相応しい足回りを備えていました。 この車両は1964年、ドロミテに近い山岳地域ベッルーノ近郊のAgordo-Frassene間-7.2Km、標高差473mのヒルクライムレースに出場したヴェニスのCrivellariがチューンした車両です。 この車のドライバーは後にWRCでワールドチャンピオンとなる若きサンドロ・ムナーリ。 前年にArnoldo
Cavallariのナビとしてサリデーニャラリーで勝利した彼の記念すべきドライバーデビューでした。 レースでは序盤でミッショントラブルから早々にリタイアを強いられましたが、残される写真からは彼のデビューレースに賭ける意気込みが伝わって来る様です。
モデルでもオリジナルデカールはじめ、内装にも手を加えて記念すべき車両を再現しています。(*限定製作品)
*一緒に映っている同じくムナーリのドライブしたLancia stratosとLancia Fulviaは別売品です。
Fiat Abarth 850TC " Agordo-Frassene"1964
IVISI07: ※完売 *Sold out
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*Rear view
*内装にも手を加えて作り込んでいます。 チューナーCrivellariの所在地ヴェニスのナンバーです。
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*Front View |
*Side view
Driver: Sandro Munari
(*Retired with the broken transmission) |
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