-13.05.17
Fiat, Alfa
Romeo, Maseratiの新着ハンドメイドモデルです。
今回は久々に入荷したイタリアのMAD MODEL、クラシックアルファを得意とする同じくイタリアのKLAXON、そしてキットブランドでは老舗の一つイタリアMERI
KITの1/43レジン製ハンドメイドモデルの新作が入荷しました。
NEW!! MAD MODEL: Fiat 126 Giannini
"Cronoscalata del Raventino 2005" :*1/43 Resin Hand made Model
イタリアから久しぶりのFiat126系レース車両を得意とするMAD
MODELの新作、Fiat 126 Gianniniです。
※上で一緒に写っているFiat Giannini 500TV,590GTとFiat 126Gr.2は別売です。
イタリアでレジン製の少量ハンドメイドモデルを製作しているブランドMAD MODEL(マッドモデル)のFiat126Gianniniです。 大ヒット車、Fiat500の後継車として1972年のトリノショーでデビューしたのがFiat126でした。FIAT126はボディサイズこそ全長は+84mmの3,054mm、全幅+57mmの1,377mmに拡大されていましたがホイールベースは1,840mmと同じで、リアに積まれた空冷2気筒OHV594cc/23HPエンジンによる後輪駆動方式も全く同じと正に四角いFiat500と呼べるモデルでした。 ボクシーで大きくなった室内から500同様フィアットの車種構成でボトムラインを支えると同時にFiat500用の各種エンジンチューニングキットが使える事からアマチュアレーサー、チューナーの格好の素材となって小排気量クラスレースで活躍しました。 このモデルはABARTHと並ぶフィアット500系のチューナーとして有名なローマのGianniniが1972年のFIAT126デビューと同時に早速圧縮比を上げる等で126GP(594cc/29HP)や126GPS(696cc/35HP)更に排気量を794ccまでボアアップして37HPまで高めた126GP800もラインナップしていました。 脚回りも強化されたこの車をベースにプライベーターの手でレースシーンに投入されました。 今回のモデルは今もイタリア国内では盛んに行われているヒルクライムレースのシリーズCIVM(*Campionato
Italiano Velocita di montagna=イタリア・ヒルクライムチャンピオンシップ)の一戦、2005年のCronoscalata
di Raventinoに出場した126Gianniniです。 これでもか!というほど張り出した前後フェンダーやドライバーシートのみのスパルタンな室内等、すっかり戦闘モードに変身したFiat
126"Abarth"の姿を再現しています。 モデルでも大きく張り出した前後のフェンダーやブルーとレッドのジャンニーニカラーに塗り分けられたボディグラフィック、車内には後部座席まで組み込まれたフルロールケージやシートベルト、消火器等、レーシーでやんちゃなFiat126をハンドメイドならではの味わいのある造形で再現しています。 (*専用ケース付き)
(※左のジャンニーニのミニ琺瑯プレートは別売品です。)
*上はレースでアタックする実車です
Fiat126 Giannini "Cronoscalata
del Raventino 2005"
MAD52M: ※完売 *Sold out
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*イタリア半島の爪先近くに有るCalabria州の温泉保養地としても有名なRaventinoの開催されるヒルクライムレースです。 |
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*Gianniniのエンブレムと同じくレッドとブルーに塗り分けられた車体です。
*Rear View(*内部はシートベルト/ロールケージ,消火器も再現しています)
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*Front View |
*Side View
ボクシーなスタイルを見せるサイドビューです |
NEW!!KLAXON
by Gamma Model : Alfa Romeo 6C2300B Pescara Coupe Aero. Pininfarina
1939 - *1/43 Resin Hand made Model
イタリアKLAXONのレジン製ハンドメイドモデルの新作はピニンファリーナの手掛けたアルファロメオ6C2300Bのモデルです。
*後ろの同じくAlfa 6C2300B はこちらです。(別売)
1934年誕生したビットリオ・ヤーノ設計による当時のアルファの主力モデル6気筒シリーズにDOHC直列6気筒70.0
mm x100.0 mm のボア/ストロークを持つ2,309ccエンジンを搭載する6C2300がデビューしました。 当初の最高出力70HPから1935年に7.8:1の高圧縮比を持つ95HP/4,500rpmのスポーツバージョンが追加されました。 同年のイタリアのペスカーラ=タルガ・アブルッツォ24時間レース(*Pescara-Targa
Abruzzo 24 Hours) でツーリング製の同車が1〜3位を独占した事でこのモデル名に6C2300Pescaraのネーミングが冠され約60台が生産されました。 多くの6C2300のボディはアルファロメオの地元ミラノ周辺に拠点を置く軽量ボディで知られるツーリングやカスターニャ製でしたが少数のベアシャシーはトリノの名門カロッツェリア・ピニンファリーナに送られて特別なデザインで仕立てられています。
この車両も当時のカーデザインに於けるトレンドであった丸みを帯びたフロントグリルからリアエンドにかけて連続する流れるような「ストリームライン」と呼ばれる流線形を活かした空力学的デザインが施されています。 後輪には空気の整流を考慮したカバーを設ける等当時の優美な様式を特徴にしています。 此の車は1937年のトリノ・コンクールエレガンスでクラス優勝しています。 上の写真は2008年、有名なコモ湖畔のホテル・ヴィッラ・デステでのコンクールエレガンスに当時の姿のままにレストアされてお披露目された実車です。
クラシックアルファを得意とするKLAXON MODELはこの優美なピニンファリーナデザインのアルファ6Cをハンドメイドならではの手法で細部まで美しく再現しています。(*専用ケース付き)
*Front View |
*Side View
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NEW!!MERI KITS
: Maserati Quattroporte Super GT 2009 - *1/43 Resin
Hand made Model
イタリアMERI KITSのレジン製ハンドメイドモデルの新作、マセラティ・クワトロポルテSuper
GTのモデルです。
※後ろに写っているMaserati
Quattroporte Sport GTはこちらです。(別売)
レジンやホワイトメタルキットでは定評の有るイタリアの老舗、メリキット(MERI
KITS)の手掛けたマセラティ・クアトロポルテのSuperstarシリーズ出場のレース車両です。
2004年にTrofeo Nationale ACI-CSAIとしてスタートし2005年にイタリア国内選手権として、2007年から国際選手権として格上げされAudi,BMW,Cadilac,Chevorlet,Crysler,Jaguar,LexusMaserati,Mercedes,
Porscheによって争われるラグジュアリーブランドによるツーリングカーレースです。 主催するRoma Formula Futuroによって基本的に自然吸気V8エンジン搭載とする以外にはボディやウエイト、排気量には規制がありません。 このモデルとなった車両は2009年のシリーズに参戦したSWISS
TEAMの車両です。 元F3,F1ドライバーでもあるミラノ出身のAndrea ChiesaがドライブしたMaserati
Quattroporte Superstar GTです。第8戦のモンツァに出場した車両を再現しています。 Quattroporte
Sport GT-Sをベースに仕立てられたレース車両は、フロントのエアダムスカート、リアに付けられた大きなウィング、ボンネットのエアスクープや右左どちらからでも給油出来る様にボディ両サイドに付けられたフューエルリッド、室内に組み込まれたロールケージ等細部に渡って迫力有る姿を美しく再現しています。(*専用ケース付き。 割り引除外品)
*Front View
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*Side View
Driver : Andrea Chiesa
※レース車両では4,200-V8エンジンは450HP以上の出力とシーケンシャルギアボックス装備で車重1,430Kgとなっています。
※フロントのラジエーターグリル回りもエッチングパーツで見事に再現しています。
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