-19.12.17
ALFA ROMEO新着商品です。
今回はMINICHAMPSの限定モデル(絶版)、MEBETOY/MATTELの1/25ダイキャストモデル(絶版)、MICROWORLD/RIOの絶版品1/43ジオラマモデル、珍しいイタリアTOGIの1/23ダイキャストモデル等の貴重な絶版、デッドストックモデルが入荷しました。
Obsolete!MINICHAMPS
" Le Glorie della Alfa Romeo ": Alfa P2 1924- ※絶版限定品1/43
Diecast Model
ミニチャンプスが製品化したLe
Glorie della Alfa Romeoコレクションの一台、グラプリカーのP2です。
フィアットのレーシング部門からアルファへ移籍した俊才技師、ヴィットリオ・ヤーノ設計による戦前のGPシーンで活躍したグランプリマシンの名作、P2です。
1923年に発効した排気量2L以下、車重600kg以上というフォーミュラ規則に適合させてフィアットのグランプリカー804でも発揮した手腕でヤーノは先代の悲劇のグランプリカーP1に大幅な改良を施し、直列8気筒1987ccDOHC+スーパーチャージャー、140HP/5500rpm(車重750kg)のマシンP2を開発しました。 1924年のクレモナのレースでAntonio
Ascariのドライブでデビューウィンを飾った後、ヨーロッパGP(*French Grand Prix)ではGiuseppe
Campariのドライブでライバルのフィアットに勝利して其の名声を確立しました。 ミニチャンプスらしい美しい仕上がりのダイキャストモデルです。
(*専用ケース、モデル紹介しおり付き。 Alfa Romeoオフィシャルライセンスモデル)
※1924年フランスLyonサーキットで開催のヨーロッパグランプリで優勝したAlfa
Romeo P2を描いたポスターです。
ALFA P2 " French GP "1924
PMA241203:¥6,600-(Dark
Red) |
*Rear View |
*Front View |
*Side View
*Winner: Giuseppe Campari |
NEW!!MEBETOYS/MATTEL:
Alfa Romeo P2 "Campione del mondo 1925" -※絶版1/25 Diecast Model
同じくアルファロメオP2の絶版モデル、こちらはMEBETOYS/MATTEL製の1/25ダイキャストモデルです。
上写真はN.14を付けた1925年のイタリアGPで勝利してその年のワールドチャンピオンになったアルファロメオレーシングチームのGastone
Brilli Periの乗るP2です。 モデルはその車両を選んでいます。
*左手前N.10の車両は上で御紹介の1/43スケールのP2です。
同じくアルファロメオP2の絶版モデル、こちらはMEBETOYS/MATTEL製の1/25ダイキャストモデルです。
ヴィットリオ・ヤーノ設計による直列8気筒エンジンは1924年の最高出力140HPから翌1925年シーズンに向けて155HPに高められていました。
前年の活躍に続いてこの年も全4戦のGP選手権の内2戦で勝利(*スパ・フランコルシャンのヨーロッパGP、モンツァのイタリアGP)を納めてこの年のコンストラクターズタイトルを獲得しています。
これによってアルファロメオはそのシンボルマークに月桂冠を使う事が可能になりました。 その後も1930年までに公道レースのタルガ・フローリオを含む14の主要なレースで勝利を刻んで黎明期のアルファロメオを象徴するグランプリカーでした。 モデルはアルファロメオの名を一躍有名にした歴史的名車の佇まいを雰囲気たっぷりに再現しています。 ※MEBETOYS/MATTELの1976年製のヴィンテージ中古モデルです。 写真の通りオリジナル紙箱には汚れ、モデルのアクリルカバーには破損がございますので御確認下さい。
Alfa Romeo P2 "Campione
del mondo 1925"
MEBE8601:¥16,500-(*Dark Red) |
*Rear View (*内装色:Dark Browm)
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*Front View
*しっかりした造形で再現されたコックピット。ステアリングは固定です。
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*Side View(*全長16cm)
*勿論MADE IN ITALYです。
※MEBETOYSは1959年にMario,Ugo,MartiniのBesana三兄弟がミラノ近郊に設立したダイキャストトイメーカーでした。MECCANICA
BESANA TOYSを縮めたMEBETOYSを商標にしています。 ダイキャスト製カーモデルを始めたのは同業他社が1950年代半ば迄にスタートしたのと比べて遅い1967年からでしたが、フランスのSOLIDO、イタリアのPOLISTILと共に洗練された製品が支持されました。 特に優れたキャスティング技術が評価されました。 1969年にアメリカの巨大玩具メーカーMATTELに買収され、ブランド名がMEBETOYS/MATTELと変更されました。 MATTELに会社を売却した後、Besana兄弟は新たな会社をモンツァ近郊の町Burago
di Molgoraに設立、MARTOYの名で数年間運営した後、1976年1/18スケールで一世を風靡したBBURAGOを設立しました。(※2006年にBBURAGOはMAISTOグループに買収されてイタリアでの製造を終了しました。)
※エンジンフードを外せば8気筒エンジンが覗きます。
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ObsoleteMICROWORLD : Alfa Romeo P3 "Diorama
Scuderia Ferrari"-※絶版限定1/43 Diecast Diorama Model
※Enzo Ferrariはアルファロメオのレーシングドライバーを経て、1929年自らの名を冠したチーム"
Scuderia Ferrari "を設立しました。
1932年にAlfa Romeoのワークスチームが活動休止した後は実質的にワークスチームとしてそのレース活動請け負いました。
1933年8月に正式にP3の配属を許可されたフェラーリはシーズン終盤の11戦中6戦で勝利してP3の高い性能を証明しました。
上の写真は1934年のモナコ・グランプリに参戦したScuderia Ferrariチームです。
多くの勝利を納めたグランプリマシンP2の後継モデルとして同じくヴィットリオ・ヤーノの手で1932年に開発されたP3はアルファ初の単座グランプリマシンでした。より長距離のレースにも耐える能力を発揮するべくエンジンは同じDOHC直列8気筒(*4気筒ブロックx2)は2,654ccの排気量に拡大され、ルーツ式スーパーチャージャーを2基装着して215HP/5,600rpmを発生しました。 鋳鉄ブロック製のエンジンを搭載しながら車重は700Kgに押さえられ、最高速度は232Km/hに達していました。 1932年シーズンはItalia
GP, France GPで名手タツィオ・ヌヴォラーリの手で優勝しています。
1932年からアルファロメオのディーラー業の傍らレーシング活動にセミワークスチームとして参加していたエンツォ・フェラーリ率いるScudeia
Ferrariに1933年後半になってようやくP3が配属され、11戦中6戦で勝利する大活躍を見せました。 このジオラマモデルはそのP3をテストする前年のアルファワークス所属のタツィオ・ヌヴォラーリを象っています。 P3のモデルはイタリアダイキャストモデルの老舗RIOに特注されたScuderia
Ferrariのエンブレムを付けたテストカー仕様のものです。 コックピットにはテスト走行したヌヴォラーリのWhite metal製のハンドメイドフィギュアが納まります。
Alfa RomeoとFerrariの歴史に欠かせない一台を再現したジオラマモデルです。 ※箱ラベル、モデルベース共にScuderia
Ferrari設立年の1929と書かれています。P3が配属されたのは1933年〜です。
(専用ボックス、ケース付き。モデルはRIO製ダイキャストモデルベースの特注品、ジオラマベースはレジン製。)
Alfa Romeo P3 "Diorama
Scuderia Ferrari" 1933
MW102:¥9,900-
(*Dark Red) |
*Rear View(*Driver:Tazio Nuvolari)
※ステアリングを握るのはTazio Nuvolari。 フィギュアはホワイトメタル製です。
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*Front View |
*Side View
※ベースのP3モデルはBEST/M4グループ入りする前の旧RIOに特注されたテストカー仕様です。
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Obsolete!!
TOGI
: Alfa Romeo " Alfasud ti 1973 " &" Giulietta
Spider 1959 ":*1/23絶版限定ダイキャストモデル
イタリアTOGI製のアルファロメオ、珍しい1/23スケールの絶版ダイキャストモデルです。
1950年代、アルファロメオでエンジニアとして働いていたAlberto Lorenziniは自身がデザインした流線形のレースカーのトイモデルを作り始めました。『Trior』のブランドネームで1954年に始まったモデルは1958年にTOGI(トージ=AlbertoのニックネームToninoとイタリア語の玩具のGiocattoli)の名前で新たなモデルを作る為に、Lorenziniはアルファロメオを退社してミラノ西部のBareggioに工場を設立しました。1987年にフィアット傘下に入る前まで主にアルファロメオ実車のディーラーを通じてアルフィスタのためのモデルとして少量製作・販売されていた為、当時のオリジナルは今もヴィンテージモデルとして高い人気を持っています。
TOGIは1990年代始めに新たなオーナーに譲渡されて一部モデルのオリジナル金型で復刻生産が始りましたが、生産が不定期なのと、従来同様に各モデル数百個程度の少量生産しかしないため元々入手が困難な事で知られていました。 近年はその活動を殆ど休止した為に今回のモデルも絶版品のデッドストック品です。、珍しい1/23スケールでダイキャスト製でありながら、その製品はどこか昔のブリキ製のティントーイにも通じる素朴で独特の味わいを持っています。組み立て説明図とホイール取り付け用の専用キーも付属する貴重なモデルです。
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TOGI
: Alfa Romeo " Alfasud ti 1973 "
イタリアTOGI製のアルファスッドti(*Turismo International)の1/23スケールの絶版ダイキャストモデルです。
1971年のトリノ・モーターショーで発表され1972年に発売されたのが63馬力を発生する1,186cc、水平対向4気筒エンジンを搭載する前輪駆動の2ボックス/4ドアモデルのアルファスッド(Alfasud)でした。 イタリア産業復興公社傘下のアルファロメオが失業率の高い南部イタリアの経済振興を視野に当時最新の生産設備を持つ新工場の為にコストを押さえた量販モデルとして開発した全長3,890x全幅1,590x全高1,370mmのファミリーカーは、デザインを手掛けた若きジュージアーロの才能が発揮された優れた居住性と元ポルシェ事務所で経験を積んだオーストリア出身のルドルフ・フルシュカの設計で優れたハンドリングと乗り心地でアルファの名に恥じない性能を発揮しました。
1973年に追加されたのがキャブレター変更で最高出力を68HPに高めてミッションを4速から5速に変更し2ドアボディに載せたスポーツグレードのこのAlfasud
tiです。 ヘッドライトが角形2灯から丸型4灯に、リアにはスポイラーも備えています。 TOGIの特徴である細部は省略された造形でありながらしっかり実車の雰囲気を感じさせてくれます。 モデルも実車と同じ塗料で再現した逸品です。(モデル重量316g)
※絶版モデル。 (*オリジナル紙箱入り。組み立て説明書、TOGI特製ホイール脱着用キーホルダー付き)
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※TOGIはかつて定番モデルを組み立てキットでも販売していたのでその説明図とタイヤ取り付けの為のキーホルダーが付いています。
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*Front View
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*Side View
※シャシー裏面です。 左右に可動するフロントアクスルが覗きます。(*全長17cm)
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TOGI : Alfa romeo " Giulietta
1300 Spider 1959 "
イタリアTOGI製のGiulietta
Spyder 1959の1/23スケールの絶版ダイキャストモデルです。
1954年のトリノ・モーターショーで発表され大きな反響を呼んだ2ドアクーペのジュリエッタ・スプリントに翌1955年にセダンと共に加わったオープン2シーターはデザインコンペを勝ち取ったピニンファリーナが手掛けました。 スプリント/セダンと比べて180mm短いホイールベースを持つ軽快で流麗なスタイルで忽ちイタリアの若者の憧れの車となりました。 スプリントと同じ65HPを発生する1,290cc4気筒ツインカムエンジンは車重830kgの軽量も効して165Km/hの最高速を誇りました。 モデルは1959年にマイナーチェンジされて三角窓が加えられ80HPとなった101シリーズのスパイダーとなります。 不思議な事にTOGIがこの車をモデル化したのは1982年と実車デビューから30年近く経ってからでしたが、それまでTOGI独特の簡略化した造形のモデリングから一転して造形面だけでなくステアリングと連動して可動するフロントアクスルやサスペンションなど細部に渡って手の込んだ作りになっています。 インテリアパーツ以外は殆どダイキャストメタルで作られている為にこのモデル重量も約500gとずっしりした重量があります。
モデル本体は実車と同じ塗料で再現した逸品です。
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※TOGIはかつて定番モデルを組み立てキットでも販売していたのでその説明図とタイヤ取り付けの為のキーが付いています。
※モデルは写真の紙箱入りです。 経年劣化による変色、擦れ汚れは有りますので御承知下さい。
※絶版モデル。 (*オリジナル紙箱入り。組み立て説明書、TOGI特製ホイール脱着用キー付き)
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