-17.07.31


Alfa Romeoの1/43新着モデルです。
今回はイタリアのハンドメイドモデルの草分けブランドABC、同じくダイキャストモデルの老舗BRUMM、そして廃業したPROGETTO Kの絶版限定レジンモデル入荷しました。

NEW!ABC Brianza: Alfa Romeo 1900 "GAZZELLA Servizio " Giro d'Italia 1956-1/43限定レジンハンドメイドモデル
イタリアの伝説の名モデラー、カルロ・ブリアンツィア(Carlo Brianza)氏の子息アンドレア・ブリアンツァ(Andrea Brianza)が現在率いるABCのレジン製ハンドメイドモデル新作が入荷しました。
キットも含めて中々製品化されない珍しい車種を手掛けるこのブランドならではのレジンハンドメイドモデルです。 

*上写真は1956年の第39回Giro d'Italiaでの実車です。


*ミラノのカロッツェリアBoneschiが手掛けたAlfa1900Gazzella

*後ろはAlfa 1900 Berlina、同じくサイクリストのフィギュア(*Fiorenzo Magni)はこちらです。(別売)

Alfa Romeo 1900ベルリネッタの1956年ジロ・ディタリアのコースデイレクター車です。
1950年に発表され戦後量産車メーカーとしてのアルファを決定付けたのが4ドアセダンのAlfa1900 Berlinaでした。 レースで培った技術を活かした1,884cc-4気筒ツインカムエンジンは最高出力90HPを発生し、1,100kgのボディで最高速度150Km/hに達成していました。 翌年にはエンジンの圧縮比を高めて100HPに、ホイールベースを2,630mmから2,500mmに短縮して2ドアクーペとした1900Sprintを加え、同じ100HPエンジンを搭載した高性能版セダン1900TIを追加、警察車両にも採用されました。 今回のモデルは1956年のイタリアを舞台にした伝統の自転車ロードレース、ジロ・デ・イタリアでコースディレクターを載せた主宰新聞社ガッゼッタ・デッロ・スポルトの車両です。 Alfa1900 ベルリーナをベースにミラノのカロッツェリアBONESCHIがルーフは後部座席上部まで大きく開口するオープントップとして走行中の選手達に車から立ち上がって指示を出せる様にした特別な2ドアモデルです。 フロントボンネット回りや4灯化したスモール/フォグランプ、大きく回り込む様にラウンドしたリアウィンドウからトランクへなだらかに繋がるリアスタイル等BONESCHIが得意とした独自のデザインが施されています。 ハンドメイドならではの佇まいでジロ・デ・イタリアの歴史を飾った珍しい珍しいAlfa 1900を往時の雰囲気たっぷりに再現しています。 ※300個限定品


Alfa Romeo 1900 Gazzella"Direttore di Corsa" Giro dItalia 1956
ABC301 :
※完売*Sold out

※手前はジロ・デ・イタリア100周年を記念する5ユーロ銀貨です。


*Rear View


*現在もジロ・デ・イタリア主催社であるミラノのスポーツ新聞社La Gazzetta dello Sport


*ミラノのカロッツェリアBoneschiが手掛けたAlfa1900Gazzella


*運転席回りも繊細に作り込んでいます。


*Front View




*Side View
*コースディレクターが立ち上がれる様にルーフはオープントップです。

UPDATE!BRUMM : Alfa 1900 Berlina 1950-*1/43 ダイキャストモデル

こちらはイタリアの老舗BRUMMの1/43ダイキャストモデル、アルファ1900セダン(ベルリーナ)のモデルです。
1950年のパリショーで発表されたのが戦後アルファ初の量産車一号となった記念すべきモデルがアルファ1900ベルリーナです
戦前は乗用車では6気筒,8気筒エンジン搭載の当時の超高級車しか作っていなかったアルファロメオが戦後は量産車メーカーへ転身して1950年のパリ・オートサロンで送りだしたのが1,884ccのDOHC直列4気筒エンジン搭載の1900でした。 戦前からのレース活動で培った技術を活かしたこのモデルは最高出力90HP/最高速150Kmを実現しています。 今回のモデルは窓枠の塗り分けやワイパーに別パーツを使う等旧モデルから改良アップデートされた、アマラントと呼ばれる深紅色のボディカラーです。 今もイタリアで100%自社生産にこだわるブルムが製作したモデルです。


Alfa Romeo 1900 Berlina 1950
BMR089-06:¥3,900-(*Amaranto)


*Rear View(*内装色:Tan)


*Front View


*Side View

ObsoletePROGETTO K: : Alfa SUD Berlina 1972-1/43 絶版レジンモデル
2012年に廃業したイタリアの老舗ブランド、PROGETTO Kの限定レジン製モデルです。
カロッツェリア・ベルトーネから独立して間もないイタルデザインのジュージアーロが担当した2ボックスの名作、アルファ・スッド(Alfa SUD Berlina)です。1971年にトリノオートショーでデビューしたアルファのFF小型車はイタリア南部の高い失業率を勘案してナポリ近郊に設立されたポリミリャーノ・ダルコ工場に因んでイタリア語で南を表すSUDの名前が与えられました。 カーデザイン界の巨匠ジュージアーロのデザインになる全長3,890,全幅1,590,全高1,370の小柄なサイズの2ボックスカーはアルファロメオにとっても重要な量産モデルでした。当時のアルファロメオの開発責任者であったオーストリア出身のルドルフ・フルシュカはかつてポルシェ事務所で設計に携わった経歴を反映して当初搭載されたのは63HPを発生する1,186cc SOHC水平対向4気筒エンジンでした。 その結果は低重心で更に4輪デイスクブレーキ、後輪はインボード式でバネ下重量を軽減する等優れたロードホールディングとハンドリングを誇りました。 2,455mmのホイールベースでありながらスペース効率に優れた2ボックスボディは4ドアと2ドアの小型ファミリーカーでありながらアルファロメオの名に恥じない高性能で傑作の名声を得ました。 今回は後の2ドア高性能版のSUD TIと違って意外にモデルカーで見つけ難い初期型4ドアのSud Berlinaの1/43レジン製モデルです。 *絶版限定品(絶版在庫品につき外箱には多少傷、汚れがあります。)


Alfa Sud 1.2 Berlina 1972
PKR1080 : (White)
※完売 *Sold out


Rear View(*内装色:Black)


*Front View


*Side View