-17.03.24
Lancia, OSCA,
Maseratiの新着モデルです。
BESTの1/43ダイキャストモデル、JOLLY MODELとArtigiani Modelの1/43レジンハンドメイドモデルが入荷しました。
NEW!!BEST MODEL:
Lancia Fulvia 1300HF 1966 :1/43ダイキャストモデル *旧RIO金型アップデートモデル
*後ろはLancia
Racing teamのサポートカーのFiat 238です。(別売)
イタリアM4の持つブランドの一つ、BEST MODELの新作のランチアフルビア・クーペ
HF1300です。
1965年、ランチア・フルビアに加わった2+2クーペはランチアの主任スタイリスト、Piero Castagneroがイタリアの高級モーターボートで有名なRivaからインスピレーションを得たと言われるボディサイドからテールにかけての軽快なデザインで一躍注目されました。 更に1966年にラリー参戦を目指した軽量高性能版のクーペHFモデルが誕生しました。 ランチア伝統の狭角V4/1216ccエンジンは標準の80HPから88HPに高められ、フロントボンネット、ドアには"Peraluman"と呼ばれるアルミとマグネシウム合金を採用、簡素化されたインテリアトリムと後部がラスをアクリルにして車重は950kgから825kgに軽量化され最高速度は170Km/hを達成しています。
その後1969年に排気量が1,584ccとなった1.6HFによって「ラリーのランチア」の名声を確立する端緒となったHFモデル。 1966年の発表プレゼンテーション時のAmaranto
Montebelloと呼ばれる深紅色のボディカラー、フロントボンネットからテールまでランチアの本拠地トリノの色である黄色とブルーのストライプ、そしてボンネット下に納まるV4エンジンを含めて忠実に再現しています。旧RIO時代の金型を元に細部を改良した美しいモデルです。
Lancia Fulvia 1300 HF "Presentazione
1966"
BEST9646:
¥9,700-(*Rosso Montebello)
*インテリアも細部まで造り込んでいます。 |
*Rear View
*プレゼンテーション時のFulvia車名入りのナンバープレート含めリア回りも細かく再現しています。
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*Front View
*ボンネット下には伝統の挟み角10°の狭角V4エンジンも再現しています。 |
* Side View
*車体裏側も丁寧に作り込んでいます。
*実車スペック:全長3,975mmx全幅1,555mmx全高1,300mm
エンジン:1,216cc水冷13°V型4気筒SOHCエンジン 最高出力:88HP/6,000rpm
車重:825kg
駆動方式:FF
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NEW!!JOLLY MODEL
: OSCA MT4 "Le Mans 1954"-1/43限定レジンハンドメイドモデル
イタリアのレジン製少量生産ハンドメイドモデル、JOLLY MODEL製のOSCAの1/43モデルです。 レジン素材による少量ハンドメイドモデルは小規模なイタリアモデル業界では以前から一般的ですが、ジョリーモデルはかつてレジンやホワイトメタルキットで名を馳せたFDSブランドの主宰者、Francesco
De Stasio氏の子息Giovanni
De Stasioが始めた完成品ブランドだけに他のブランドでは殆ど見かけない各種カロッツェリアの手になる珍しいクラシックモデルを得意としています。 今回はナポリから拠点をレッジョ・エミリアに移して以来久しぶりにレースで活躍したOSCA
MT4モデルが入荷しました。 1モデルにつき僅か100〜150個の少数限定生産でありながら手頃な価格も魅力です。 ※写真のパッケージ、専用ケース付きです。 *150個限定品。
Maserati兄弟が自らの名を冠した自動車メーカーMaseratiの経営権を実業家のオルシ(ORSI)一族に売却・退社後、1947年、ビンド、エルネスト、エットーレのマセラティ3兄弟は故郷ボローニャに戻って再びその原点であるレーシングモデル造りに取り組んだ自動車メーカーOSCA(*Officina
Specializzatta Construzione Automobili)を設立しました。
1948年に最初に製作されたのが1,092ccの排気量を持つツインカム直列4気筒エンジンをフロントに搭載するレーシングスパイダーのMT4(*Maserati
Tipo 4)でした。 同年のナポリGPで名手ルイジ・ヴィロレージのドライブで排気量に勝るライバルを破って優勝した事で一躍新生マセラティとしてのOSCAの名が知られる事になりました。 1949年に新たにツインカムヘッド化して92HP/6,600rpmの最高出力を発生し足した。このモデルは1954年のフランス・ルマン24時間耐久レースにOSCAチームとして出場したアルミボディのレーシングスパイダーです。
レースでは残念ながら好位置で走行しながら終盤254周目でストップした際に外部からサポートを受けたとして失格となっています。 Ferraraのカロッツエリア・MORELLI製の滑らかなボディを形状はじめモデルでも細部迄旨く再現しています。(*専用ケース入り。150個限定品)
*Front View |
*Side View
※サイドナンバー部には夜間走行用のサイドマーカーランプが付いています。
(*Driver: Lance Maclin/Pierre Leygonie/James simpson) |
NEW!!JOLLY MODEL
: OSCA MT4 "Mille Miglia 1956"-1/43限定レジンハンドメイドモデル
同じくJOLLY MODELのOSCA MT4です。
同じくOSCA MT4、こちらは1956年のミッレミリアにイタリア・フィレンツェ出身のジェントルマンドライバー、Attilio
Brandiのドライブで14時間48分42秒で完走、750-1,100ccスポーツクラスで優勝(総合62位)した車両です。(*専用ケース入り。150個限定品)
OSCA MT4 Spider Mille Miglia 1956
JL6017
:¥10,800-(*Red)
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*Rear View (*内装色:Brown)
*左は1956年のミッレミリアのスタート時の実車です。
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*Front View |
*Side View(*Driver: Attilio Brandi)
※750-1,100cc Sport Class Winner (62nd overall) |
NEW!!ARTIGIANI
MODEL: Maserati 4CL 1500 "TRIPOLI GP 1939" - *1/43レジンハンドメイドモデル
Maserati 4CL 1500
"Carenata"
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*上写真はレース前にエンジン始動の為にクランクを回す実車です。
※モデルは左の紙箱入りです。(木製ベース付)
↓写真はテストに持ち込まれる車両。Maserati本社の営業車も写っています。 |
殆ど製品化されない珍しい車種を手掛けるイタリアの個人モデラーArtigianiモデルのレジンハンドメイドモデルです。
ブランドネーム通りレアな車種を極少数ハンドメイドでモデル化しています。
このモデルはマセラティのグランプリマシン、1939年のMaserati 4CL 1500 "carenata(伊語で流線形の意)です。 ※左後ろはこの当時プラグ/バッテリーの製造販売も手掛けていたマセラティの営業配送トラックです。(TRON製1/43モデル。別売品)
1939年、当時のグランプリで無敵を誇るアルファロメオのTipo158に対抗してMaseratiが開発したのが78x78mmのスクエアなボア-ストロークを持つ1,500cc4気筒エンジン搭載のグランプリマシン4CL1500でした。
1939年4月18日Firenze-Mareでのテスト走行を行った車両はトリノのカロッツェリア・ファリーナに持ち込まれてエアロダイナミック・プロトタイプとして流線形のボディを架装され、5月7日、当時のイタリア植民地のリビアのトリポリグランプリに持ち込まれました。
レース前日のテスト走行では名手Luigi Viloresiのドライブで最高速度213Km/hをマークしました。
グランプリ本番では残念ながらピストンの破損でリタイアしましたが、モデルではその独特のボディラインを持つこの車をハンドメイドの雰囲気たっぷりに再現しています。
※モデルは写真の木製のベース付きのみとなります。一般的なクリアケース、カバーは付いていませんので御承知下さい。
※総べてイタリア人モデラーの手作りによる極少数製作品です。 その為各作品の仕上がりには多少のバラツキが有ります事を御承知下さい
*Front View
*元になった4CLから空力を考慮して伸ばされたノーズ部 |
*Side View |
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