-14.12.10


Fiat とFiat Abarthの新着モデルです。
イタリアからCARRARA MODELSのレジン製ハンドメイドモデル新作が入荷しました。
Carrara Models : Fiat Abarth 595SS,Fiat 1100T Abarth Corse & Fiat Abarth OT1300
- 特製ケース入り1/43レジンハンドメイドモデル *Resin Handmade Special
アバルト車のキット/完成品で有名なイタリアのモデラー、BARNINI譲りの原型を元に改良完成品を手掛けるブランドとしてスタートしたイタリア・フィレンツェのまだ31才の若きモデラー、Denis Carraraが新たに自身の名を冠したカッラーラ・モデル(*CARRARA MODELS)として2012年再スタートを切ったハンドメイドモデルです。前回入荷のFiat Abarth 1300SP,SIMCA Abarth 2000GT, Giannini590GTに続いて今回はAbarthの新作です。 1点1点これも自作の特製デイスプレイケースに入った、正にイタリアの得意とするス・ミズーラ(オーダーメイド)なスペシャルシリーズのモデルです。(※限定受注製作品)※会員割り引き除外品
NEW!Carrara Models: Fiat Abarth 595 Gr.2 " Varano 1972 "1/43レジンハンドメイドモデル *Resin Handmade Model


*後ろのN.89の同じくブレシアコルセの850TCはこちらです。

CARRARA MODELのスペシャルラインモデル、Fiat 500ベースのAbarthモデルとして有名な595SS Gr.2仕様です。
1964年にGr.2カテゴリーに向けてFiat500をベースに排気量を594ccまで拡大し32HPを発生するまでにチューニングされたこの595SS(エッセ・エッセ)でした。 594ccに拡大されたエンジンは10,5:1の圧縮比から32HP/5,000rpmを発生します。1965年以降はベース車のFiat 500Fとなり、ドアヒンジも前に変わりました。 

淡いチェレステブルーのボディとアッズーロブルーのフェンダーに塗り分けられたN.52のこの車は1972年9月24日、Parma近郊の老舗サーキットVarano de Melegariで開催されていたイタリアスピード選手権(Campionato Italiano )に出場した現在も続くブレシアの名門レーシングチーム、ブレシア・コルセ(Brescia Corse)から出場した車両です。 YORKのニックネームを持つトスカーナ出身のドライバー
Maurizio Lastraioli によって500〜700cc以下の排気量混走レースで1周1,800mnのコースを33周=38分57秒、平均時速91,38Km/hでクラス総合4位、600cc以下では見事1位となった車です。 彼はイタリアスピード選手権に於いて1971-72-73と3年連続でクラスチャンピオンとなっています。

モデルも跳ね上げたエンジンフードから覗く外付けされたオイルクーラーはじめチューニングされたエンジン、ドライバー側はレーシングシートに代えられてロールケージを組み込まれたインテリアは、助手席足元に装備された消火器やダッシュボード周辺まで丁寧に再現しています。 こちらもCARRARA MODELの工房で製作する特製のブナ材ナチュラル仕上げのベースにはやはり自製のサソリのエンブレムが付けられています。 一点一点仕上がりを確認した上で作者自らが手書きサインを施しているハンドメイドならではのスペシャルシリーズのABARTHの新作です!(*専用ケース付き)
※受注限定製作品


Fiat Abarth 595 Gr.2 "Varano 1972"
CAR595VA72 : (Light blue/Blue)
※完売 *Sold out


*Rear View

*リアフードの下には勿論チューニングされたエンジンと太いマフラ、追加されたオイルクーラーーが覗きます。



*エンジンルーム内もしっかり再現しています。


*Front View


*インテリアも細部迄造り込んでいます。

*Side View(*Driver :Maurizio Lastraioli "YORK")

*上面に「おへそ」の無い高品質アクリル製クリアカバーです。

NEW!!Carrara Models : Fiat 1100T "Servizio Abarth Corse" 1963-1/43限定レジンハンドメイドモデル 


※積車状態でもクリアカバーは装着出来ます。
同じくCarrara Modelのスペシャル仕様モデル、Fiat 1100T Abarth Corseサービスカーです。
1957年に発表されたFiat 1100Tはフィアットの中核セダンFiat 1100/103の耐久性に定評の有る1,089cc,4気筒OHVエンジンを搭載する小型トラック・ヴァン仕様で救急車、商用車にも数多く採用されました。 これはアバルトのレーシングチーム、Abarth Corseのサポートカートして活躍したFiat 1100Tのオープンデッキモデルを製品化しています。
カッラーラモデルのスペシャルシリーズならではの丁寧な造りでアバルト・コレクションには欠かせない貴重な傍役を再現しています。 今回はリアハッチオープン状態ですので、レーシング・アバルトカーが積載出来ます。 (*専用ケース付き)※受注限定製作品 ※下の写真の積載モデルは全て別売品です。 本モデルには付属しませんので御承知下さい。
*左写真はFiat1100T実車です。


Fiat 1100T "Abarth Servizio Corse"1963
CRS01100TA:(*RED)
※完売 *Sold out


*Rear View

積載しているのはこちらのモデルです。


*Front View


*Side View

積載しているモデルは別売品です。

NEW!Carrara Models Special: Fiat Abarth OT1300 1965*1st series1/43レジンハンドメイドモデル *Resin Handmade Model





※左の写真2点は実車です。

1965年、アバルトの主任技師マリオ・コルッチ(*Mario Corcci)はSIMCA1000のシャシーを元にFiat850の前後サスペンションを利用した独立懸架の脚回りを構築し、こちらもマリオ・コルッチの手になるオリジナルデザイン/トリノのカロッツェリア、Sibona-Basano製FRPボディを架装したスポーツプロトタイプGr.4レース用のモデルOT1300を開発しました。 エンジンは前年のヨーロッパGT選手権で活躍したSIMCA ABARTH 1300 同様にアバルトのエンジニア、ルチアーノ・フォッキ(*Luciano Focchi)の手によってボア86mmxストローク55.5mm/1,289ccの4気筒に自製のDOHCヘッドとツインチョーク・ウェーバーキャブを装備して147HPにまでチューニングしてリアに搭載しています。 1,300cc以下クラスの世界ツーリングカー選手権でSIMCA ABRTH1300と入れ代わる為に1965年5月から66年3月までにホモロゲーションを満たす為に50数台が生産されましたが、1966年5月に認定されるまでは1,300cc以下プロトタイプクラスでエントリーされました。 モデルは後に代名詞となるリアキャブレターへの空気取り入れ口として潜望鏡型のエアーインテークを装備したテストカー仕様の車両です。
このモデルはリアエンジンフードはヒンジによって開閉します! 丁寧に再現された赤いABARTHの文字も誇らしげなツインカムエンジンも堪能出来るCarrara Modelスペシャルシリーズに相応しく細部まで正確に再現しています。 (*特製木製ベース付き限定モデル) ※木製モデルベースにはモデラー自筆サインとアバルトのシンボルであるサソリのレリーフとギャランティカードが付きます。


Fiat Abarth OT 1300 1965
CARSOT1300E : (*Red) 
※完売 *Sold out


*リアカウルは開閉します。


*Rear View


※大きく開くリアの開口部から覗くエンジンも丁寧に再現しています!



*Front View


※リア開口部からもエンジンが覗きます。


*SideView

*インテリアもディテールまで作られています。

※大きく開閉するリアフードは閉じた状態の納まりも見事です!

Alfa Romeoの新着モデルです。
NEW!Carrara Models : Alfa Romeo Alfetta GTVTurbo Gr.5 DRM 1979 - 限定特製ケース入り1/43レジンハンドメイドモデル
同じくカッラーラ・モデル(*CARRARA MODELS)のイタリアRemember製キットベースの1/43ハンドメイドモデルです。




CARRARA MODELがオリジナル以外のキットをベースに完成品として作り上げるSpecial Builtシリーズの新作、Alfetta Gr.5シルエットフォーミュラの珍しいモデルです。
1979年8月18-19日、ドイツスポーツカー選手権(*Deutsche Rennsport Meisterschaft)第9戦に出場したこの車はドイツのディーラーで自らもレース活動を行っている実業家Heinz Isertの仕立てたGr.5カテゴリーのアルフェッタGTVです。
1965年にガソリンスタンド併設のサービス工場を設立、1967年には地元のアルファロメオ・ディーラーGLASS社を買い取って自動車販売に事業を拡げました。1970年には更にショールームを拡大し、エンジンチューニング部門も設けました。
このアルフェッタはHeinz Isertがアルファロメオ・ドイツの資金サポートを得てサスペンションはSACHS、エンジンはDr. Schrickの手でGr.5規定に従って開発しました。 ジュリア・スプリント1300GTAJのエンジンをベースに81mmボアx67,5mmストローク、1,421cc/4気筒DOHCエンジンはターボ加給されて最大出力400HPを発生し最高速度290Km/hに達していました。  ボディはルーフパネル以外はFRP製でした。 当時主流の機械式燃料噴射と違い、1979年から1981年の3年間DRMに出場した中でBOSCH製の電子式燃料噴射を装備した唯一の車両でした。
イタリアのRemenber製の絶版レジンキットを元に、細部に改良を加えてこの珍しい車両をハンドメイドならではの作り込みで丁寧に再現しています。 (*木製ベース付き専用ケース。7個限定製作モデル) ※シリアルナンバー入りの証明シートが付きます


Alfa Romeo Alfetta Turbo Gr.5 DRM-Zolder 1979
CARS1437 : (*White))
※完売 *Sold out
*ブラックアウトされたスパルタンなフロント回り
*運転席回りも丁寧に作り込んでいます


*Rear View

※リアには専用サスペンションを開発したSACHSのロゴも見えます。




*Front View


*SideView(*Driver :Herbert Lingmann)