-11.12.21


イタリアのダイキャストモデルの老舗BRUMMの限定モデルです。

今や貴重となった100%自社工場生産のイタリア製ダイキャストモデルの老舗BRUMM(ブルム)からFERRARI, ALFA ROMEO, FIAT ABARTH, FIATの各限定1/43ダイキャストモデルの新作が入荷しました。 BRUMMならではの実車の時代背景や空気感も感じさせるイタリアンクラフトの佇まいが感じられるモデルを御覧下さい。

NEW!!BRUMM :Ferrari 156F1 GP Italia(Monza) 1961 "Von Trips" 50a Memoria- *Limited 1/43 Diecast Model+Driver Figure


BRUMMから2011年メモリアルイヤーのFerrari限定記念モデルとしてリリースされたFerrari 156の1/43限定ジオラマモデルです。 1957〜61年の通算5シーズンをスクーデリア・フェラーリに所属したドイツ人ドライバー、ウォルフガング・フォン・トリップス(Wolfgang Von Trips)はシューマッハ登場以前のフェラーリ最高のドイツ人ドライバーと言われました。 ドイツの名門貴族出身の彼はその紳士的な人柄で仲間からも尊敬されると共に、勝つ為ならどんどんドライバーを取り替えるフェラーリチームにあってFRマシンのFerrari-LanciaD50(*F801)から1961年のフェラーリ初のミッドシップマシンF156までの長い期間をチームに貢献した事で知られています。 彼にとって最後のシーズンとなった1961年はこの年から代わった1.5リッターF1規定にそってようやくデビューした1,477ccV6エンジンをリア/ミッドシップに搭載した新型マシン156F1を駆って同僚フィル・ヒル、リッチー・ギンサー共々活躍し、開幕戦のモナコGP4位、続くオランダGPで自身のGP初優勝、6月のベルギーGPで2位、フランスGPではエンジントラブルでリタイアしますが、次のイギリスGPでは再び優勝、そして地元ドイツGPでも2位と好調を維持してチャンピオンシップのトップに立ちました。そして迎えた9月10日Monzaのイタリアグランプリでも予選でポールポジションを獲得する好調を維持してレース本番に臨みました。 しかし、スタートで遅れてジム・クラークのロータスの後塵を拝して巻き返しを図った2周目に起きたロータスとの接触事故で33才の生涯を閉じました。 ブルムのモデルは2011年のフォン・トリップス没後50年を記念して仕立てられたイタリアGPのスターティンググリッドを象ったドライバーフィギュア付のジオラマモデルです ※Von Trips 没後50周年記念モデル。シリアル入り1000個限定品


Ferrari 156F1 GP Italia 1961 " W.V.Trips "
50 Year's Memorial 1961-2011
BMS11/03: ¥5,250- (#4 )


*Rear View


*ドイツ・ケルン出身の彼はScuderia Coloniaのシンボルの入ったナショナルカラーのシルバーヘルメットを愛用していました。モデルのフィギュアでもしっかり再現しています。


*Front View



*Side View

BRUMM : Ferrari 156F1 1961 -1/43 Metal Diecast Model *Updated

同じくイタリアBRUMMの1/43,Ferrari 156F1です。 こちらはVon Tripsが初めて勝利した1961年5月22日、ザンドフールト(*Zandvoort)サーキットで初優勝した車両のモデルです。 当初65°のバンク角のみV6だった1.5Lディーノエンジンの156F1にこの年から投入された190HPを発生する120°V6で同僚のヒルも2位に入って1-2フィニッシュを飾りました。 ブルムのモデルもコップピット回りのディテールアップ等細部を改良UPDATEしたモデルに仕上げています。 鮫の口を思わせるフロントノーズの形状から俗に「シャークノーズ」と呼ばれる車体です。 こちらはリアのV6エンジンのファンネルカバーの無い仕様を再現しています。


Ferrari 156F1 GP Olanda 1961
*1st Win of W.V.Trips
*BMR123UPD: ( N.3)
※完売 *Sold out


*Rear View



*Front View


*Side View


*アップデートされたコックピット回りです。

NEW!Forze dell'Ordine by TRON: Lancia Delta"G.S. Fiamme Azzurre" 2010-*1/43ダイキャスト改造モデル


イタリアのハンドメイドモデルの老舗・TRON(*トロン)がプロデュースするイタリア警察、公用車両専門ブランドForza dell'Ordineの新作、Lancia Delta Polizia Penitenziaria(*刑務警察)の婦人警察官のスポーツチームG.S. Fiamme Azzurreのサポート車両です。
イタリアの数多い警察機構の一つ、司法省所属のポリツィーア・ペニテンツィアリア(刑務警察)の車両は主に司法処分決定後の刑務所への収監護送や裁判所への移送警護等を担当する警察機構として各都市に配備されています。 この
2008年デビューの新型LANCIA DELTAをベースとした車両はそうした実務に配属される車両とは違って、ポリツィーア・ペニテンツィアリアに所属する婦人警察官の中で構成された公式チームG.S.(*Gruppi Sportivi) FIAMME AZZURREのオリンピックメダリスト始め世界チャンピオンも輩出する自転車のロード及びトライアスロン競技をサポートする車両としてフィアットグループのLancia Divisonから寄贈された車両です。1.9L Multijetエンジンはツインターボによって190HPの最高出力を発生します。 濃紺色の車体には1997年以降の新しいグラフィックデザインとして制服にも採用されるFiamme Azzurreのシンボルカラーでもある鮮やかなアッズーロ(青空色)のラインがNew Deltaのボディサイドに、オリジナル塗装によるダークブルーのボディカラーとフロントフード上の公式チームマークのグラフィックデカールなど細部まで丁寧にカスタマイズしています。  ※NOREV製1/43モデルベース。(専用ケース付き。) ※会員割り引き除外品
*上の写真は実車と記念撮影する婦人警察官です。


Lancia Delta "G.S. FIAMME AZZURRE-Polizia Penitenziaria" 2010
FODPP01: (*Dark Blue) 
※完売 *Sold out


*Side View


*Front View


*Side View

NEW!GIOCHER : Lancia Flaminia " Presidenziale " 1961-2011 : 1/43*限定ハンドメイドレジンモデル

レジン製ハンドメイドモデルを中心に少量生産モデルを手掛けるイタリアブランド、ジョケール(*GIOCHER)のランチア・フラミニア・プレジデンツィアーレ(*大統領専用車)です。

1957年4月のジュネーブショーで発表されたアウレリアの後継フラッグシップモデルがフラミニアでした。全長4,855mm、ホイールベース2,870mmの堂々たるサイズにアウレリア譲りの2,458ccV6エンジンを搭載しました。 この当時の大型フラッグシップサルーンをベースに第3代イタリア共和国大統領Giovanni Gronchiの命でカロッツエリア・ピニンファリーナの手で特別に仕立てられた車輌です。 後席には大統領始めイタリアが迎える賓客・要人を搭乗させるに相応しく4名分のゆったりした座席が設えらえたのでホイールベースは3,350mmに拡大され全長は 5,460mmに及ぶ道々たるリムジンです。1961年夏には即位間も無い若き日の英国エリザベス女王の訪伊歓迎パレードにも供された車輌です。 このモデルは2006年から就任した現在のイタリア大統領、ジョルジョ・ナポレターノとつい先頃首相の職を辞した前首相のシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が同乗した公式行事のパレード仕様をドライバー、警護官フィギュア含めて5体加えて再現したモデルです。 今年のイタリア統一150周年の際にもこうした光景がローまで見られた、1961年から50年間(!)今も現役のイタリアの大統領専用車です。 モデルもハンドメイド活かした繊細なエッチングパーツによる細部表現でそのPininfarinaらしい端正で気品の有る堂々たるボディスタイルを再現しています。(*専用ケース付き)


Lancia Flaminia Presidenziale 1961-2011
GRLFP: (*Dark Blue)
※完売*SOLD OUT


*Rear View(*内装色ブラック/グレー)


*Front View (*エッチングパーツで繊細に再現したフロントグリルです)


*Side View
※左右フロントフェンダー先端にあるのはイタリア共和国国旗と手前はイタリア大統領旗です。
大統領、首相、ドライバー、警護官合わせて計5体のフィギュア付きです。

BRUMM: Lancia Aurelia B24 Spider 1955(*1957)1/43ダイキャストモデル
"100% Made in Italy" にこだわるイタリアの老舗、BRUMMのランチアB24 Spiderです。
戦後のランチアの復活を決定付けたのがピニンファリーナのデザインとアルファから移籍して来た天才エンジニア、ヴィットリオ・ヤーノの設計によるAURELIAシリーズでした。そのアウレリアに1955年に加わったのがPininfarina(ピニンファリーナ)の手によって仕立てられたキュートなスタイルのオープンモデル、
B24スパイダーでした。
独特のラップしたフロントウィンドウと伸びやかなスタイリングがいかにもスパイダーの名前に相応しいこの車はピニンファリーナ初のスパイダーとして当時大きな話題となりました。

B20クーペをベースにして、2,450mmのホイールベースに搭載されたヴィットリオ・ヤーノ設計の挟み角60°の2,451ccV6エンジンはウェーバーのツインチョークキャブレターを採用して最高出力118HPのパワーを発揮しました。 生産台数はこのスパイダーが僅か240台、アメリカ市場を意識したコンバーチブルが521台の計761台と言う稀少モデルとして現在もランチスタ垂涎の車です。 今回のモデルは1957年、ミッレ・ミリアとして最後のレースとなった1957年に出場したGuido Terziのドライブで2,000cc超GTクラスで7位、総合でも19位に入った車両です。 濃いチョコレートブラウンの車体もエレガントなランチアらしいモデル、ブルムでも長く欠品しているモデルの貴重なデッドストックが入荷しました。
※旧パッケージのデッドストック品に付き外箱には多少のすり傷がございますが、モデル本体は問題有りません。*会員割り引き除外品


Lancia Aurelia B24 Spider Mille Miglia 1957

BMR186 : (*Dark Chocolate Brown)
※完売 *Sold out


*Rear view (内装色:Balck)


*Front View


*Side View

Driver: Guido Terzi (12h 35m 45s, 19th Overall 7th at the over 2,000cc GT)


Lancia Aurelia B24 Spider 1955:
BMR132:¥3,080 (Cream)


*Rear view(内装色:Brown)
※こちらは幌を付けた状態のストリート仕様のB24 Convertibleです。

NEW!!Tron-Bee Bop: Cisitalia 202MM Berlinetta Cassone Mille miglia 1950- 1/43レジンハンドメイドモデル
イタリア製ハンドメイドモデルの老舗TRONのセカンドライン、BEE BOPのCisitalia 202MM Berlinetta です。


イタリア・トリノで成功した実業家Piero Dusio(ピエロ・デュジオ),レーシングドライバーPiero Taruffi(ピエロ・タルフィ),FIATの主任技術者Dante Giacosa(ダンテ・ジアコーザ)が協力して立ち上げたスポーツカーメーカーCisitalia(チシタリア、*Compagnia Industriale Sportiva Italiaの略) 。 戦後の復活第1回目となった1947年のミッレミリアではヌヴォラーリのドライブしたCisitalia 202 Spider MMが総合2位、そしてこの独特のクーペボディ(*Dante Giacosaの発案でやはりフィアットの航空機部門の技術者だったGiovanni Savonuzziがデザインした、空力に優れた俗にイタリアでヴァンタイプのボデイを意味する”カッソーネ”(*Cassone)の1台は総合3位に入り一躍その名を轟かせました。

このN.627のモデルは1950年のミッレ・ミリアにフィレンツェ近郊のワインの名産地キャンティに広大な土地を持つジェントルマン・ドライバーのSergio BantiがUmberto Cagliと組んで出場した車両です。 結果は残念ながらリタイアでしたが、創業者のDusioがアルゼンチンへ渡る前に1948年ミレミリアに出場した車から譲り受けて再度参戦しています。
後のアバルトへとつながるチシタリア黎明期の一台の珍しい車輌を独特のボディラインもハンドメイドならではの雰囲気あるモデルに仕上げています。(*専用ケース付き)

*左の写真は出来上がったばかりのプロトタイプボディの傍らに立つSavonuzzi氏です。



Cisitalia 202 Berlinetta Cassone M.Miglia 1950 #627

BB066: (Dark Red) ※完売 *Sold out


*Rear View(*内装色:ブラック)



*Front View


*Side View
(*Driver: Sergio BantiがUmberto Cagli)
※ワイヤーホイール装着車両です