-21.09.10
FIATの1/43新着商品です。
今回はイタリアのダイキャストブランドOFF43とPEGO ITALIAの手掛けたレジンモデル、Exemの各絶版1/43モデルが入荷しました。
*Obsolete OFF43 : FIAT AR59 "Campagnola"
1959(〜73):*1/43絶版ダイキャストモデル *1/43 New old stock Metal Diecast
Model
PROGETTO Kに金型譲渡後にブランド消滅したミラノのOFF43が製品化したFIATの小型4輪駆動車AR59 " Campagnola"のモデルです。
1950年、イタリア国防省は第二次世界大戦終結後駐留したアメリカ軍の軍用小型四輪駆動車JEEPの消耗による可動車の減少と整備の困難から代替え車の国内開発を計画していました。 既にJEEPを元にした軍用車としてのハードワークに対応出来る四輪駆動車の研究をしていたFIAT主任技師ダンテ・ジアコーザは当初コード番号1101"Alpina"と命名するプロジェクトを進めていましたが、間もなく"Campagnola"(*イタリア語で田舎娘の意)に代えられました。 Alpinaはイタリア人にとっては精鋭で知られる北部山岳部隊の"Alpina"を強くイメージさせる為フィアットの工場ワーカーや戦争の記憶が強く残る民間から反発されない為と民生用の生産も考えての事でした。 結果的に国防省の公募に応じたのはFIATとAlfa
Romeoでしたが、先んじて研究開発を進めていたFIATはAlfa
Romeoが1900M "Matta"のプロトタイプを完成させる前により低コストで整備性にも優れた試作車を完成させて1951年、南イタリアBariの農業機械見本市で「イタリア初のオフロード車!」と唱って展示し大きな反響を呼び間もなく2台の軍用AR51(1951年)が完成しました。 エンジンにはFIAT1900セダンに搭載された1,901cc/のOHV直列4気筒ベースの改良版が採用されました。
1953年には燃費に優れたコード1102の同じく1,901cc4気筒ディーゼルエンジン搭載モデルが追加されています。
1959年には開発コード名1101B200となるAR59が電装系中心に強化改良版として誕生しました。
今回のモデルはイタリア軍治安警察部隊のCARABINIERI、内務省管轄の機動隊警察Nucleo
Celere Polizia di Stato、そして民生用車のモンツァサーキットの消火作業車の各FIAT AR59のモデルです。モデルでも用途別の違いを再現しています。
*オールドストック品ですのでパッケージやケースに経年劣化がありますので御承知下さい。モデルカーはミントコンディションです。
FIAT AR59 "Campagnola" CARABINIERI
1959
OFF34
:¥8,800- (Dark Blue) |
*Rear view |
*Front view
*上は実車の写真です。 |
*Side view
*モデル裏面(OFF43刻印が見えます)
*FIAT AR59 Campagnola: 全長:3,775mm(Wheel
base 2,300mm)、全幅: 1,600mm 、全高1,945(幌装着時)。最高速度110Km/h(ガソリン仕様)/90Km/h(ディーゼル仕様)
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FIAT AR59 "Campagnola" Nucleo
Celere di Polizia 1961
OFF35
:¥7,700- (*Dark Red) |
*Rear view |
*Front view
*上は実車の写真です。 |
*Side view
* *フロントスクリーンは可動です。
全長:4,410mm(Wheel base 2,300mm)全幅: 1,740mm 。車重:1,400Kg。積載重量1,100Kg 最高速度104Km/h
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FIAT AR59 "Campagnola" Autodromo
Nazionale Monza 1962
OFF37
:¥9,900- (*Sky Blue) |
*Rear view |
*Front view
*フロントスクリーンは可動です。 |
*Side view
*AUTODROMO NAZIONALE MONZA(モンツァ国立サーキット)の表示が入っています。 シート後方の荷台にはサーキット火災発生時の消火活動用のCO2消化剤ボンベが積まれています。
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*ObsoleteEXEM :
Fiat124 Spider Pininfarina Proto.1966 & Fiat 600T 1st 1959:1/43絶版レジンキャストモデル
*New Old Stock
こちらはPROGETTO Kでお馴染みのPEGO
ITALIA社の別ブランドとしてレジン素材で少数限定製作されたEXEMのFIAT124 Spider ProtoとFIAT600T
Furgoneです。
どちらも今では入手困難な絶版品です。 (*New Old Stock) *オールドストック品ですのでパッケージやケースには経年劣化がありますので御承知下さい。モデルカーはミントコンディションです
*1966年トリノショーでの実車です。 |
*大きくラウンドした特徴的なリアウィンドウ |
1966年のイタリア・トリノモーターショーでデザインをカロッツェリアPininfarinaが手掛けた瀟酒なFiat124スパイダーが発表されました。 前年デビューしたベルトーネが担当したリアエンジン/後輪駆動のFiat850スパイダーと異なりこちらはFRレイアウトで、2,280mmのホイールベースを持つ全長4,000x全幅1,615mmx全高1,250mmとやはりピニンファリーナがデザインを手掛けたFIAT1500カブリオレに似たサイズですが+2のリアシートを備えた実用性を持っていました。 FIAT自製のAurelio
Lampredi設計の4気筒DOHCエンジンは1,438ccから90HPを発生し5段ギアボックスを介して最高速度170Km/hを誇りました。 ブレーキも4輪ディスクブレーキを備えています。 今回のモデルはトリノショーでピニンファリーナのスタンドに展示されたのがスパイダーにハードトップを施した当時ピニンファリーナに在籍していたTom
Tjaarda(De Tomaso Panteraのデザインでも有名)が手掛けたクーペのプロトタイプです。 レジン素材を活かして実車の持つ滑らかなボディラインを上手く再現しています。
Fiat 124 Spider Pininfarina Prototype
"Salone di Torino 1966"
EXR1012:※完売*Sold out |
*Rear View(内装色:クリーム) |
*Front View |
*Side View |
こちらは1956年誕生の元祖多目的車、FIAT600 Multiplaをベースに1961年、トリノの特装ボディを得意とするカロッツェリア・Fissoreで仕立てられたオリジナルヴァンボディモデル、FIAT600T
Furgoneの1stモデルです。 FIAT600Dの767cc/29HPの4気筒水冷OHVエンジンを搭載する全長3,804x全幅1,488mmx全高1,600mm、積載重量900Kgでした。
元になったムルテイプラの特徴的なフロントセクションは六角形のグリルを持つシンプルなフラットフェイス化されています。
モデルでもシンボリックな六角形のグリルをはじめ標準タイプのフルゴーネ(*運転席後方は全て荷室)を再現しています。
Fiat 600T Furgone 1st series 1961
EXM020:¥6,600- |
*Rear View |
*Front View |
*Side View |
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