-12.03.23
2輪世界チャンピオンシップで活躍した1950〜70年代のチャンピオンバイクの1/12スケールモデルです。
ObsoleteALTAYA
ITALIA: Moto da Corsa World Champion Bike- 1/12 Plastic &
Metal Diecast Built Model
1956年のロードレース世界選手権で、ジョン・サーティースのライディングでチャンピオンに輝いたMV
AGUSTA500のモデルです。
1910年Giovanni Agustaによる航空機製造から始ったAGUSTAは1945年から二輪車製造にも進出しました。製造地にVergheraに因んでMV(*Meccanica
Verghera)が2輪ブランドとなりました。 1948年から性能PRの為にレース部門を設立し2輪ロードレースに参戦、当時のイタリアのライバル、Benelli,
Gilera, Ducatiから優秀な人材を引き抜いて設計開発部門を強化しました。MVアグスタは1950年、4ストローク4気筒エンジンを搭載したマシンで世界GP500ccクラスデビューし、1952年、MVアグスタはレスリー・グラハムのライディングで500ccクラス初優勝を挙げ、その年のランキング2位を得ました。1952年のタイトルを獲得したジレラは、その後もジェフ・デュークのライディングで1955年まで連覇を達成。1956年、MVアグスタはサーティースのライディングでようやく初タイトルを獲得しました。 1957年は再びジレラに500ccクラスのタイトルを奪われましたが、1958年、ジレラが世界GPから撤退しした事もあってランキング1、2位をMVアグスタが獲得しました。
2輪部門に情熱を傾けた2代目社長、Domenico
Agustaの主導の元、ジャコモ・アゴスチーニ(MV AGUSTAのマシンで世界タイトルを13獲得)、ジョン・サーティース、マイク・ヘイルウッド、フィル・リード、タルクィニオ・プロヴィーニなど優秀な2輪ライダーを迎えて数多くの勝利を飾り1970年代前半に2ストロークマシンが台頭するまで、4ストロークMVアグスタの独走状態が続く程イタリアを代表するスポーツバイクの勇として世界に名を馳せました。
記念すべき1956年のAGUSTA初のGPチャンピオンとなったこのモデルもその勇姿を忠実に再現しています。(*会員割り引き除外品)
※写真の紙箱入りです。 絶版ストック品につき箱、付属の冊子には多少の傷、折れ等がありますので御承知下さい。モデル本体は問題有りません。
Moto da
Corsa N.47: MV AGUSTA 500 4 Cil. 1956- *1/12 Obsolete Diecast Model
1934年生れ、イギリス出身のジョン・サーティースは2輪の世界GPと4輪のF1GPの両方で世界の頂点を極めた唯一人レーサーとして有名です。10代の頃から母国イギリスの2輪メーカー・ノートンのマシンに乗りイギリス国内のレースで活躍していたサーティースは1956年、MVアグスタの誘いを受け世界GPに挑戦します。 フル参戦1年目ながら開幕戦のマン島TTから3連勝し1956年の500ccクラスタイトルを獲得しました。
その後も1958年から1960年まで350ccと500ccクラスで3連覇を達成し、特に1959年は350ccと500ccの両クラスで行われた13戦全て優勝するなど「怖い物無しのジョン」の異名を取るほど活躍しました。 2輪の活躍からサーティースは1960年、バイクレースと平行してロータスからF1にも参戦しました。
そして、その才能に眼を付けたフェラーリからの誘いを受けて1963年にフェラーリチームに移籍、1964年には激戦を制してフェラーリでF1チャンピオンのタイトルも獲得しました。
N.62はMV500で1956年のマン島TTでデビューウィンを果たしたマシンです。
MV AGUSTA 500 4 Cil.1956 "John
Surtees" winner GP Isle of Man
ALTCB47 : (Red/Silver)※完売
*Sold out |
498cc,4気筒/4バルブ、4キャブレター空冷エンジン-67HP |
*Front View |
*Side View (*全長約15.6cm)
※写真のバイクスタンドも付属しています |
*付属の MV AGUSTA 500 4 Cil.のブックレットの内容見本は下記を御参照下さい。*テキストはイタリア語表記のみです。(*A4変形・16ページ)
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