-10.06.29


ROMI-Isettaの1/43新着商品です。
イタリアのモデラーブランド、Bat Modelの1/43レジンハンドメイドの新着商品です。

New!!Bat Model : ROMI Isetta 1955- 1/43 Resin Handmade Model
 
1939年にミラノ近郊Bressoで冷蔵庫や電気製品メーカーとして実業家レンゾ・リボルタが創業したISOTERMOS社は戦後社名をイソ・アウトヴェイコーリ(*Iso Autoveicoli)に変更し2輪車の生産に進出し成功を納めました。 しかしその後イタリア国内に台頭したインノチェンティ・ランブレッタやPiaggio/ヴェスパのライバルの出現にリボルタは新たな車の開発を計画、M.Gobiniの設計による画期的なマイクロカーが誕生します。 1953年のトリノ・オートショーで発表されたその車は小さなIsoを意味するIsettaと名付けられた全長2,250m/m、全幅1,340m/m、全高1,320m/mのフロント全面がドアの特異な姿の2シーターマイクロカーでした。 イソ社の設計に寄る236cc-2サイクル単気筒、ダブルピストンの独創的なエンジンをリアに搭載した後輪駆動のこの車は9.5HPを発生し最高速70Kmを達成していました。イタリア国内ではその後急速に普及したフィアット500に押されて生産は短命に終わりましたが、ベルギー、フランス、ドイツ、スペイン、ブラジルでもライセンス生産され世界生産総数は約30万台に及びました。 このモデルはブラジルでEmilio Romiが農業機械製造で財を成した会社Industrias ROMI社が1953年から1961年までライセンス生産した珍しいROMI Isettaです。 本家ISO-Isettaが生産を終了した1958年まではISO社製2サイクルエンジンを搭載した忠実なライセンス生産でした。 マイクロ/バブルカーをこよなく愛するイタリア人個人モデラーが手掛けた手作りならではの素朴な作風が似合う可愛らしいモデルです。 ※モデルは写真の木製ベース仕上げとなります。(*会員割り引き除外品)


ROMI-Isetta 1955:
BAT001:(Olive Green / Ivory)
※完売 *Sold out


*Rear View (*内装色:Grey)


*Front View


*Side View

Fiatの新着商品です。
1950年代のイタリアモデルを代表するブランドMERCURYのビンテージモデルです。
*Obsolete Vintage MERCURY:FIAT G.212 1949:*≒1/200 絶版ヴィンテージ・メタルモデル

*後ろに写っているのはMercuryのレプリカモデル、SCOTTOYのFiat600D Multiplaです。


戦前は軍事関連製品の鋳物製造を行っていたトリノのS.E.F.(*Societa Esercizio Fonderie)は1945年の世界大戦の終了と共に製品分野の転換を図りました。共同創業者のAttilio Clemente とAntonio Craveroのアイデアと情熱で進出したのは家庭用品と玩具という戦後の平和の時代に人々が最も欲した商品分野でした。 ギリシャ神話の商売の守護神であるマーキュリー(MERCURY)を社名にしたのも海外市場にも受け入れられ易いという優れた経営感覚からで、家庭用品分野ではキッチンスケールを始めフライパン等、玩具分野では数多くのイタリア車を始め様々な商品をモデル化して忽ち人気を拍しました。 やがてモデル事業の拡大に伴って本格的に玩具事業に絞り込んだ1953年にマーキュリーに加わったのが航空機モデルでした。 直に人気商品となった航空機モデルの中でもFIATが1947年に製造したこの三発レシプロエンジン搭載のG212は現在のアリタリア/イタリア航空の前身である国営航空会社A.L.I.(*Avio Linee Italiane)が戦後1952年まで使用した座席数30の小型旅客機です。 充実した室内装備からAula Volante(*空飛ぶ会議室)のニックネームで呼ばれた最後の旅客用3発プロペラ機です。 MERCURYのモデルは1950年代のダイキャストモデル共通の素朴なシルエットモデルながらそのスタイリングの特徴を旨く再現しています。(*縮尺:約1/200)
*1950年中頃、MERCURY製ヴィンテージモデル、オリジナル紙箱付き。(会員割り引き除外品)※MERCURYオリジナルのヴィンテージモデルです。 細かい塗装傷、デカールの経年変化、色褪せ等がありますので画像を確認の上御承知下さい。


FIAT G.212 1949


MER402: (*Silver) 
※完売 *Sold out

*モデルサイズ:翼幅:14,4cm 全長:11,8cm 高さ:2,5cm


*Rear View

*実機データ
製造年:1949年
ウィング・スパン:29.344 m
全長:23.402 m
全高:8.142 m
最大総重量:18,000 kg
空重量:11,200 kg
最高速度:380 km/h (高度3,700 m)
エンジン:プラット・アンド・ホイットニー製 R-1830 3基
航続距離:3,000 km



*Front View


*Side View




*翼裏面にFIAT G212及びMERCURYトレードマーク刻印と製品番号が入っています。

Piaggioの新着商品です。
珍しいPiaggioの飛行機モデルの新作です。
NEW!!
GAG MODEL: Piaggio P180 Avanti " Ferrari" 2001 *1/72 Resin handmade model
イタリアGAG MODELの新作、PIAGGIOの双発プロペラ小型飛行機P180 AvantiのFerrari社自家用機です。
*FXXは1/43スケールです。(*別売)

 

今日スクーターの代名詞として知られるVESPAを生産するPIAGGIO社は、1884年創業者のRinald Piaggioが海運港湾都市として有名なジェノヴァに設立した船舶用品会社から始りました。 優れたアイデアと商才で忽ち事業を拡大した彼が次に進出した鉄道車両事業も成功し、更に進出した分野が航空機産業でした。 そこでも成功を納めたがゆえに第二次世界大戦では主力のポンテデラ工場に壊滅的な被害を受け、復興を賭けた新規事業のスクーター・Vespaの開発に航空機事業で培った技術を活かしたことは有名です。 戦後復活した航空機事業は1947年に航空機製造会社としては独立し、後に傘下のPIaggio Aero S.p.Aとなりました。 今回のモデルは1990年に形式認定を受けた双発ターボプロップエンジン搭載のビジネス向け短距離小型機Avanti P180です。 主翼の取付位置がかなり後方にあり通常の尾翼の他に機首近い胴体先端にも小翼(カナード)を設ける特異な形状をしています。主翼に2機のターボプロップエンジンを配置することによって、主翼、カナード、水平尾翼に揚力を分散して抵抗を低減し主翼を後方に配置で出来た事で客室容積の拡大とエンジン位置が後方にあることによる客室内の低騒音化を実現しています。同クラスの通常型双発プロペラ機に比べく小さい翼面積によりターボプロップ・ビジネス機としては世界最速といわれ、同等の飛行性能のビジネス・ジェットに比べ乗客一名あたりの二酸化炭素排出量は40%程度低減され環境面でも優れた性能を実現しています。 

ピアッジョ社は1994年アヴァンティ・アビエーション・ウィチタ社を設立し1998年にエンツォ・フェラーリの子息であるフェラーリ社副会長のピエロ・フェラーリを筆頭とする投資グループの資金援助を受け、フェラーリの社用機にもこのAvantiを提供しています。 イタリアならではのセンスある機体デザイン、フェラーリ社用機である事が一目で解るレッドストライプとスクーデリアエンブレム、ピアッジオ社の頭文字を象った台座スタンドにセットされた本体は空飛ぶフェラーリに相応しいモデルに仕上がっています。


Piaggio P180 Avanti 2001 "Ferrari"
GAGP001:
※完売 *Sold out

*F1マシン同様にノーズ先端にはお馴染みのフェラーリエンブレムが!


*Rear View


*通常の航空機より主翼がかなり後方にあり客室部の騒音軽減に効果的なのが解ります


*Front View

*実機データ:

ウィング・スパン:14.03 m
全長:14.40 m
全高:3.98 m
空重量:3,400 kg(* 最大離陸重量:5,466 kg)
最高速度:732 km/h
巡航速度:644 km/h
最大高度: 12,500m
航続距離:2,595 km(乗員1名+乗客6名時-最大乗員9名)


*Side View


* CanadaのPratt & Whitney 社製PT6A-66 ターボプロップエンジン(850shp)2基搭載


*台座は簡単な組み立て式です。
(木製ベース+ダイキャストメタル製支柱)

*モデル本体は完成品です。
(レジン製)